欧羅巴行進曲 (37) 第三楽章/Bratislava hlavná stanica

いやー冷えるわー。さっきゴミ捨てに行ったら、すぐそこだしこのくらいでいっか、と軽くウインドブレーカー羽織った程度では寒くて寒くて。次回からはきちんとダウン着てこ。
さて本日からは「別の国」の話に入りますよ。

国境を渡って最初の停車駅が近づいた頃、車窓を大量のなにかが横切った。

おー、新車の大群だ。この辺りにワーゲンの工場があり、一部車種はここから出荷されるらしい。

やがて「街」が見えてきた。なんとなく、これまで約2日滞在した場所とは違う。色とか形とか。

そこから更に10分少々。終着駅に着いた。

早速、まるっきり読めない言葉が書いてある(後で解読したら「オランダの家具」)。傍らにある車両も見覚えがない。

必要最低限のとってもシンプルな上屋と駅名標。

旅客案内に重要な部分はしっかり英語も併記されており、我々でも理解できる。

ホーム端まで行ってみたところ、突如接近する機関車。これまた全く馴染みのないビジュアルに、俄然盛り上がってまいりました。

ということで、スロバキア上陸。ここはブラチスラバ中央駅。

ふらぶな・すたにか。どうもこの部分が「中央駅」らしい。Hauptbahnhof と同じ意味には思えない差異。近い国でも言語圏は大幅に異なるのだろう。
それもさることながら、この外観。昭和というよりは「ソ連(に代表される東側諸国)」がしっくりくる。やっぱデザイン思想が違うわー。2人ともこれが東欧デビューということもあり、視界に入るものがなにかと目新しい。

一番近い出口から出たら、正面口と違うところに出てしまった。改めてコンコースを見物。

この吹抜で WELCOME TO SLOVAKIA に歓迎されるのが本来の流れっぽい。

どことなく営団を思い出させる天井。ぼちぼち賑わっているのは、発車待ちやお迎えが多いからか。

みどりの窓口ならぬ青の窓口。

ところで、うちらの持ってるチケット、これ本当に市内交通にも効くんすかね。どうも自信が持てなかったので、どっかのカウンターで確認しよう。でも青の窓口じゃないよねぇ。どこに聴こう。

悩んだ挙げ句、コンコース右奥にひっそり隠れている(看板は目立つオレンジでバッチリ出てる)カスタマーセンターに突撃。あの、コレでウィーンから来たんすけど、路面電車とか乗れます? あ、OK。よかったよかった。
しかし、英語で尋ねてるのに straßenbahn だけドイツ語で言ってしまったのは何故だ自分。tram より「路面」感があってわかりやすいと内心思ってたからかもしれんけど。

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