さくらさくら ’24 造幣局編

本日はソロ遠征となっております。東京の夜公演、しかも終演時刻が公表されてないところからの日帰りはちょっと現実味が薄いのよ。よって、安全マージンを取りつつ無駄を削った結果、まるで出張のような旅程に。来月もっかいやるよ。
さて今年の花見、京都を回った翌々日にもございまして。

コロナを挟んで去年再開された通り抜け。事前予約制が取られた結果、運任せの要素が発生している。それは天気。去年は快晴で大当たりだったが、毎年そんなうまくいくはずもなく、今年は残念ながら予報通りの雨。予約がもったいないから突撃してはみたけど、きっと会場の大多数はそんな人ばかりだったと思われる。要は単なる意地っすね。

来たからには撮る。各自傘を上手に使って切り抜けましょう。

緑系の花や変わった形状の花など、ここ以外ではなかなかお目にかかる機会のない品種が多いからね。

序盤(天満橋に近い方)は遅咲き品種が集まっていたのか、まだつぼみ状態の木もぼちぼち見かけた。全体歩いた感触だと開花6割くらいかな。

赤煉瓦の建物を背景にするあたりから、よく咲いたものが徐々に増えてきた。

絞った布のような皺のある花びらを持つものでも、色が違えば印象も変わる。

丸く固まって咲くものあれば、枝に沿って咲くものもあり。

散る前から葉っぱが見えてるタイプも多く、結果として桜餅を思わせるコーディネートになるのも楽しい。

雨だけならまだしも風まで吹いてきた。ソメイヨシノなら散ってたね。

細い枝に小さな花をつけた「舞姫」も枝ごとゆらゆらと風に舞っている。撮る方は気合(と ISO 上げ)でなんとかする。

手が届くような距離にあればアップで収め、

小ぶりでびっしり密集するものは画面を埋めるように切り取り、

発色のいいものはできるだけ色を活かして。

どちらかというと会期前半の予約がギリギリ取れた今回。もし後半の枠だったら、色濃くなりつつあった品種は散っていたかも。

それにしても、やはり雨は人出を減らす効果が大きい。

いくら平日言うたって、こんだけ引きの構図にして誰もいないのは異例なのよ。

ま、こんな年もたまにはあるか。

ところで、通り抜けでは毎年「今年の花」として1品種をピックアップするならわしがある。

よかった。咲いてるのがあった。途中でも紹介看板見かけたんだけど、そっちはまだやったから。

ということで今年は「大手毬」、造幣局においてはわりとよく見かける。出口間近の木がもっとも見頃でなによりでした。

こうして30分少々、雨にも負けず風にも負けず恒例行事を完遂したのであった。

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