さくらさくら ’15 造幣局編 (1)

先月末に発注しておいたテーブルがようやく到着。やっとダイニングらしくなった。2間続きの部屋のほぼ真ん中に置いたら狭く見える気がしないでもないが、これは空間の有効活用と呼ぶべきだろう。
さて今年の桜まとめ、第2週末の分を。

この日は午後から予定あり。そこで午前中に行っておこうと足を運んだのは、それぞれに久々の場所だった。

大阪名物、造幣局・桜の通り抜け。わたしは実に7年ぶり、旦那さんもそこそこ間が空いての再訪である。どうやら開花状況を鑑みて結構ギリギリに会期が決まるらしく、例年になく早い日程になった。

ここの売りは、なんといっても圧倒的な品種数。

いつもソメイヨシノ満開期より遅く開催されるのは、八重系の遅咲き品種の多さのため。

色の濃淡もさまざま。よく似た色であっても、花びらの輪郭が全然違ったりする。

ピンク系のみならず、黄色系・緑系の花が結構多いのも目を引く。

さらには多色使いの不思議なカラーリングもしばしば。100を超える品種の多くは、全国あちこちで改良されて生まれたもののようで、一部には経歴も記されている。

花見が外人さんに人気なのは東京も同じかもしれんが、特に造幣局ではひときわ多く感じる。

記念撮影のシャッターを知らせる、いろんな言語が飛び交う。

飛び抜けて多かったのはやっぱりチャイナ系。場内アナウンスでも、片言の日本語に続けて流暢な中国語を話す人がいた。警備員さんが手にしたプラカードにも中国語で「自撮り棒禁止」。

久方ぶりに歩いてみても、ソメイヨシノ並木と随分印象が違う。

ひとたび散り始める花があると、まだ余裕で鑑賞に堪えるくらい咲いていても地面は花絨毯。

そして見通しがあんまり効かない。

花の重み故か、頭上を通り越して地面に迫る勢いで枝が下がる木も多い。もふもふとしたボリューム感を目の前で堪能しながら、ゆっくりと進む。

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