さくらさくら ’17 造幣局編 (2)

気温高めの日が続き、さすがに冬装備が暑くなってきた。そろそろクリーニング屋にあれこれ持ち込もうと候補をまとめる。が、せっかくのお得なセール期間でも、一番出したいダウンコートが例外だったりするのは惜しいねぇ。
まあそれはおいといて通り抜け後半戦。

雨の勢いと通路の広さに応じて傘を広げたりひっこめたりしつつ、さらに進む。

特に中盤付近は通り道が1ルートしかなく、人の流れが著しく滞るのも毎年のこと。しかもそういうところの木に限って見応えがある。

なかでも目を引いたのは、この敷地内では少数派の枝垂れ。見事に咲き誇るその姿は大人気で、近づくのもひと苦労。しかしこれは満開でよかったものの、まだ咲いていない品種もちらほら。開催期間を決めるにあたっては直前まで悩んだのではなかろうか。

そもそも、枝垂れでなくとも地面スレスレやかなり低い位置まで枝を伸ばしている品種が多いのも、ここの特徴かと。

ちっちゃい子が思わず触っちゃうくらいの距離感。触りたくなるのはわかる。

大人が直立していても覆いかぶさってくる。こういう形状の木はたいてい自撮りの背景として活躍している。

1本の木で大きなトンネルを形成するものも。これはちょっと葉っぱ出てたけど、それでもくぐり甲斐のあるアーチだった。

と、そんなこんなでほぼ見終わったところで、あえて北端ではなく右へ抜ける出口を選択。

奥の黒い柵の向こうが通り抜け会場。それと並行する道を行けば、屋台を通って天満橋に戻れる。
居並ぶイートイン屋台でちょいと一杯という手もあったが、この後早めの夕食と決めていたので、カステラをつまむ程度にしておいた。

ソメイヨシノは終わりかけ。つまり、この一帯は2週にわたって桜一色だったことになるね。

このように、天満橋周辺の川沿いもこれはこれで別の桜スポットであり、見頃終盤になっても水上バスなどの花見手段は人気を集めていた。

そんな光景をひとしきり堪能した後、福島に移動しておいしいおでんに舌鼓を打ったのであった。

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