かがやきの季節・東京編 (4) 厳寒さくら
19 Dec 2013
数年前に買ったプリンタの具合がいまいち。多分ケチってサードパーティのインク使っちゃったのが原因だろうなぁ。どっちにしろ年賀状準備に差し支えるんで、先程ぽちっと行きました。3連休の1日は印刷大会決定。
さて時節柄お送りしておりますイルミネーション鑑賞会、都内の巻ラスト。
池上線のたもとに、地元の人が手作りで設置したであろうツリーを発見。
電飾は川の手すりにまで及んでおり、地味にがんばってるなーと感心しつつ、この先にある本来の目的地をめざす。
元々どこでネタを仕入れたのか忘れてしまったが、目黒川で冬の桜が観られると聴いてやってきた。しかし驚いたのは、これを書くために改めて調べていたら「冬の桜」という語句がちゃっかり商標登録されていた件。
着いたのは、タワーマンションに囲まれた一角。おやおや、これは確かに桜ですね。というか元の木が実際に桜なので。
例によって最近の主流である LED を全面的に使っているのだが、不思議なことに光に濃淡があるように見えるため、実物を観ると思っていた以上に桜っぽい。どうなってんだろ。
と首をかしげつつ、橋を渡る。
両岸にずらりと桜並木。本物の夜桜よりも随分と派手な仕上がりですね。ちょうど中央部がお立ち台状態になっている橋なので、三脚立ててがんばってる人もいた。
この後並木沿いに歩いてみて、 LED の光の濃淡について気づく。
どうやら外側のカバーの形状にコツがあるようで、真正面から観ると光が強く、それ以外では弱く見える模様。その結果、遠くから観たり絞り開放で撮ったりすると濃淡がはっきり出て桜っぽくなる、ということのようだ。なるほどねー。
イルミネーションというとここ数年はまず「電力の出どころ」を心配されるのが常だが、こちらの場合、ご家庭から出た使用済の油(サラダ油とか)をバイオ燃料化して発電機に使っているそうで。やっぱりエコアピールは大事なんだろうな。うん。
そんな舞台裏はさておき、真冬の花見を楽しむ人の姿は平日でもそれなりにいた。これは今後、他の桜名所でも真似するところが出てくるかもしれんね。
こうして大崎まで歩いて、夕飯をおいしくいただいてこの日の鑑賞会はお開きとなった。
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