グリーンビューひだ (6) 静寂の街並

昨日も今日も梅雨っぽくない天気。もしかしてこのまま明けるのかと思いきや、明日以降の予報はいまいち。もうちょいの辛抱やね。
で。前回の締めが非常に残念な展開になってしまったが、たらふく食べたその後、腹ごなしと称してぶらぶらしてきたので、そのへんのことを。

陣屋前を過ぎて赤い橋を渡る。

19時といってもこの明るさ。季節の進みとともに、西日本寄りに来ていることを感じる。

上三之町を歩くのも数年ぶり。結局高山に用事があるたび必ず通っていることになるのだが、この日は今まで観てきたのとは様子が違った。

おー。誰もいない。
それもそのはず、ここらは閉店時刻が極めて早く、過去の経験からすると17時前後にだいたいは店じまいしてしまうのではないだろうかという状況。まぁ高山に限らず温泉系の観光都市の場合、宿で夕食が供されることも多く、そうなると遅くまでやっている必要性はないのだろう。

静まり返った店頭は、建築物として鑑賞するにはむしろ好都合かもしれない。

余談だけど、坂井田屋の味噌おすすめ。他にも味噌醤油酒の類が多いのは土地柄だろうな。

格子戸の色が深い焦げ茶なのは、だいたいどのお店も同じ。

そして花など植物を飾るお店もとても多い。見栄えのこともあるけど、雪が降る町というのは、暖かい時期を想起させる花が好きなのかもしれない。

こうしてメインストリートを抜けたところで、コンビニでお茶など買って宿へ帰ることにした。

「古い町並み」を外れると、いかにも今風な建物なども散見される。現代文化とどう折り合っていくかは、歴史ある街に共通する課題なのかも。

しかしこのうなぎは一体…。吹き出しの外国語を調べたら「はーい、ぼくうなぎ」て感じのニュアンスだったが、そんなノリでいいのかと。

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