Sweet 10 Journey (2) 遊覧の親子鯆・2
13 Nov 2020
数日前、夕方買い物に行こうとしたらにわか雨。今日は洗濯物をなんとか外干しできる程度のくもりから、取り込んだら同様に短時間の雨。秋というより冬の関西にありがちな天気かもしれん。まだ紅葉も近所以外であんまり堪能してないんだけどなぁ。
さて秋の豪遊は往路後半へ。
ただいま絶賛工事中の熊本空港ターミナル。
地上で乗り込んだバスは場内をだいぶ走って、古い建物の脇に作られた仮設ターミナルへと我々を運ぶ。
でだ。2枚綴りで受け取った搭乗券、2フライトめの方にくっついていた紙の内容は「熊本での乗り継ぎ時間が短いからがんばれ」。建物に入ったらそそくさとトイレを済ませ、もっかい検査を通過して待合室へ。
と、次の瞬間、搭乗開始アナウンスが流れ始めた。えええ。降りてから10分くらいしか経ってませんぜ。
座る暇もなく再びバス上の人となる。はて、このモケット。何度観てもみんくるに見える。なぜ熊本に都営。と思ったら、今春に移籍してきたらしい。その調べがつくバス界隈の情報網がすごいわ。
外見はしっかり熊本ナイズされている。あ、ちなみに「熊本でくまモン観たら死ぬ」の無理ゲーは建物入った時点ですでに無理。ですよねー。
熊本が目的地だった人が多いのだろう。伊丹から飛んできたときと比べると、搭乗者は減っていた。
のをいいことに、機内をすばやく記録。無数のイルカちゃんがこちらをうかがっている。
正体は「安全のしおり」。いちいちかわいい。「機内から持ち出さないでください」の説得力。
あと手作り感満載でほっこりしたのが、大手でいう機内誌ポジション。クリアブック方式である。確かにこれならプリンタ印刷物がそのまま入るし、旬のネタも差し替えが容易。合理的かも。
この日の熊本は07運用。風車群に向かっての離陸から左ターンして西へ。
熊本市内を横目に飛ぶ。ひこうき基準で「すぐそこ」までの近距離フライトなこともあって、高度はさっきよりさらに低い。あとでレーダーアプリから履歴を追ったところ、伊丹からは 12,000 フィート弱、このときは 5,000 フィート前後が最高だった模様。
霞む視界の奥に雲仙の輪郭を感じ、数分後には宇土半島を通過。
こうして2フライトめはあっけなく終了。といっても伊丹熊本だって1時間半かかってないんだが、今回の熊本天草間が当家フライト最短記録に燦然と輝く結果となったのは間違いない。実際に浮いてた時間、20分もないのでは。
というわけで、はじめまして天草空港。小規模なのは知ってたけどちっちゃいなー。
みぞかちゃん今日はお世話になりました。関西在住で伊丹便があったから発案に至った、機材に乗ってみるためと言ってもいい天草訪問の目的をひとつ達成。振り返ればもう荷下ろしは始まっている。
そしてあっという間に出てきた。うちの分も含め、数人でさくっと運べてしまう個数。コンベア無用。
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