欧羅巴行進曲 (3) 序章/Helsinki-Vantaan lentoasema, Finnair AY767

明日のおでかけ先を思案中。午後ほど天気いまいちなんだよねぇ。てか、今週はメモ起こしと現像に労力のほとんどをつぎこんだので時間の経過が早かった。しかもまだ現像終わってないという。気になるものまだまだあるけど、無理せん程度にしよう。
てことで、ウィーン旅は現地到着までのあと一歩のところ。

ブリッジを抜けたところで、ぴたりと人の進みが止まる。どうやら到着便が被ったようで、すぐ先のトランジット(兼・再保安検査)が盛大に混み合っていた。一応それなりに並び空間は確保されているのだが、もうちっと増やしてもいいんじゃないすかね。

検査を済ませ、次に EU 加盟国で必須のシェンゲンエリア入国手続きのため自動ゲートを通過する。

ただそのゲートの挙動、特に顔スキャンの進行状況が若干わかりづらく、戸惑う人多数。認証が終わるまで辛抱強くじっと待つことが肝要なようだ。
ゲートを出たすぐ先で、有人窓口にて簡単な質疑を経てはんこをもらう。日本便に合わせて日本語のできるスタッフを配置したのだろう、ふつーに日本語で「こんにちは」「観光?」と尋ねられた。

ひととおりの手続きが済んだところで、搭乗エリアへ移動。

ひこーきの見える窓に人が貼り付くのは何処も同じか。

建物内は、近年改築したのかとても綺麗。中心部には店も数多くあり、特にマリメッコとムーミンの店がひときわ賑わっている。ただ我々の搭乗ゲート付近はわりと簡素で、関空のLCCエリアに似た雰囲気。

それでも電源と USB ポートは豊富にあり、ネットテレビかなにかのひまつぶしアイテムもそこそこ用意されていた。

搭乗機・OH-LVB(A319)は既に待機中。

奥に見える木々は、どう観ても白樺である。そのせいか、トランジットで観たフィンランドの風景は「北海道をでかくしたもの」という印象が強い。

ちょうど隣のゲートに、観たこともない会社が駐機していた。アイスランドねぇ。そりゃ日本来ないわ。

さらに、それが出たところに入ったのは、これまた初見のポルトガル。普段の行動範囲とまるで違う場所に来ていることを、いろいろと実感。

搭乗完了した後になって、機長から「機材トラブルのためちょっと遅れます」とアナウンスが入る。えー。いや、あの、無事に飛んでくれればいいんですけど。時折、地上からスタッフが出入りする気配もあった。10分くらい、と機長は言っていた気がするが、結局30分近い延発。
離陸は 22R から。外周には、スポッターらしき人影が合計6人前後見受けられた。

小さな機材ながら、意外にもさっきより広いシートピッチ。

ただ、ルートマップのソフトウェアは1世代前のもののようだ。

1便目でも提供されており、気になっていたブルーベリージュースをここでいただく。結構しっかり甘い。
概ね南へ向けて飛ぶため、右列の席では非常にまぶしい。そのためブラインドはほぼ下ろしっぱなしだったこともあり、少々寝落ち。

道半ば過ぎてようやく日没を迎え、ブルーモーメントをしばし楽しんだ。

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