真夏のちょっと長い日

予算の目処が立ったので、デジタル方面のアイテムを買おうか検討中。今年は大きいまっくを買ったばかりだけど、それはそれ。用途がまたちょっと異なるモノに照準を定め、スペックやら機能やらを比較している。今月中に方針を決めたいところ。
なわけで、金色の鶴を撮るまでのお話も置いておきますね。

前回書いた通り、スカイランドに着いたのは13時よりちょっと前。レーダーを確認したところ、アレの到着予定時刻は80分延となっていた。この時点で2時間耐久が決定。ほどなくして滑走路沿いの駐車スペースが1台空いたので(ランドで運動目的の人が帰宅)車を移動、バックドアで日陰を作れるようにして長丁場に備える。

もちろん、ただ待つだけではひまなので、来るものを撮る。

この時間帯、サイドビュー構図は夏らしく下が平たいもくもく雲の群れで空が埋まっていた。

序盤で目を引いたシーンが複数あった。まずはラッピング系。

派手めのねずみさん。映画80周年記念の「JAL DREAM EXPRESS FANTASIA 80」、昨秋から飛んでいるっぽい。

当家では初見なので、左右手堅く押さえておく。よーく観たら尾翼寄りのポーズがちょっと違った。

そしてもうひとつ。少なくとも伊丹が最寄り空港になって6年は経つのに、いまさらの発見。

ランディング目安となる太い白線の上に機体がさしかかった一瞬だけ、本来日陰で暗いはずの主翼下面が綺麗に白くなる。いわゆる「雪レフ」と同じことが滑走路の塗装によって起きていた。

午後浅めの時間帯、盛夏の強い陽射し、撮影者の視線の低さ等々、特定条件が揃ってこその現象だとは思うけど、これまでまったく気づかなかったわ。特に JAL 機で観測すると白さ際立っていいね。

といった観察の余力が、暑さでどんどん削れていくわけですよ。

到着予定はさらに押して125分延。持参の麦茶がすごい勢いで減るので、水分補給系飲料を仕入れる。考えることは皆同じか、ランドの自販機では同タイプ売り切れ。スカパーの駐車場にあって助かった。

車にひっこんでエアコン回すなど中休みを入れ、ぼちぼち再始動する頃には、雲の配置も光線条件も変わっていた。

そうこうするうちに、機影が関西にさしかかる16時手前。

羽田からの 787 が2社連続で到着すると、あと少しで本番。

本命とサイズ感の近い機材は、疲労と熱気で飛んだ気合を多少なりとも戻すのにいいタイミングだった。

到着直前にギャラリーがさらに増える中、露払いのアイベックスに続いてようやく本番。

折り返しを待つ1時間がいよいよ長く感じたのは言うまでもない。そして翌日は、日中ろくに動けずひたすら休んでいた。このご時世ですし、趣味もいいけど体調管理にも気をつけないとな。

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