移ろいを語る空 (4) 復行の道

旦那さんが職場で「親知らず抜いたらえらい腫れて大変だった人の話」を仕入れてきて、それを聴いたこっちも戦々恐々。抜く手術の日は午後休んで送迎してもらうことになった。そういうレベルらしい。ひえー。
なわけで8月最終週の伊丹、最後に日曜の分もちょっとだけ。

その週末は、首都圏からお客様が撮影旅行で空港周辺に展開しておられることがわかっていたので、ごあいさつに向かおうと車を出す。雨装備で。えぇ、自宅を出る時点ではしっかり降ってたんですわ。少なくとも折りたたみでない傘を持つくらいには。
しかーし。お客様が晴れ属性のお方だったのか。

晴れたよ。むしろ直射日光ガンガンで超暑いよ。
つーか雨前提だったから帽子もアームカバーもない。仕方なく雨用の傘で陽射しを遮りつつ、撮る時だけ傘を置くスタイルで行く。日除けをがんばった甲斐はあったようで、ずっと日なたにいた旦那さんはさらによく焼けることとなった。

そんな千里川。あ、しまった。望遠レンズしかない。まあいいや、あるもので工夫しよう。

幸か不幸か 70-200 をつけていたので、多少なりともズームはございます。

そういや、以前からうすうすわかってはいた事象を改めて確認した。
CRJ が 32L に降りると、着地する頃くらいから空気がひゅるひゅると豪快に鳴る。コレ以外の機材ではあまり聴こえないから、おそらく独特な機体形状が出す風切り音なのだろう。

ざっと降った雨が余分な雲を取り払ってくれたのか、一部は見事に澄み切った青空となっていた。

南東方面にはまだ雲の切れ端がちらほら。

歓談しつつあれこれ撮る中、他とちょっと違う挙動を見せた1機がいた。普通に向かってくると思いきや、なんか変。

ってゴーアラかい! ここに立ってる時に出くわしたのは初めてだったかもしれない。目で追っていくと、逆運用の時に梅田から回り込むコースを反対側からたどるような経路をとっている。

そして一気に左旋回で正面へ復帰。この小回り、小ぶりな機材だからかね。

さすがに今回はふつうに降りてきた。

何故最初降りなかったのかは定かでないが、まあ結果オーライってことで。

そうこうするうちに17時を回った。買い物の用事もあったので、これにて引き上げる。

翌日は朝から大雨で、お客様も早期撤退を余儀なくされたそうだが、少なくとも土日はいろいろと堪能されたようでなによりでした。

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