大寒にふるえる冬の鳥
4 Feb 2016
旦那さんが会社の懇親会なので、ありあわせの野菜を活かして1人前の夕飯を作る。が、なんか多い。一応完食できる量ではあったものの、うぷ。2人前の分量ビジュアルに目が慣れてしまったのだろうか。
さて本日も最近の伊丹から、今回は先月下旬のお話。
昼休み前、ちょっとばかり往来の賑わう時間帯。離着陸がパラレルになることならよくあるが、サイドビューで綺麗に並ぶ瞬間って実はあんまりない。この界隈に住み始めてもうすぐ1年、ようやくそういうシーンに出会う。
まあそれにしても冷えること冷えること。
すずめパークと呼びたいほどの数があちこちに集まっては、見事なふくらすずめが出来上がる。
しかしこの寒いのに親子連れもよう来るわ。離陸の瞬間に記念撮影を合わせようとする光景も、何度か見かけた。
時々ふらり立ち寄った感じの人もいて、スマホやらコンデジやらでライトに撮って去っていく。
一応晴れてはいたものの、上空の強い風に乗って雲の動きがすこぶる速い。いつ大物が流れて太陽を隠すかと、背後の空を気にしながら。
ただこの日は彩雲も小規模ながら出現していたので、雲の存在は悪いことばかりじゃないね。
ひまだったので、ちょっとスカイランドの駐車場にも歩いて行ってみた。
風が強いのは地上も同じ。ほぼすべての着陸機がスカパーに頭を向けて接近し、ゆらゆらしながらのランディング。
それは 787 とて大差なし。多分コレはレギュラー那覇便。
じゃ、アレが出るまでの間に昼食としよう。滑走路にフロントを向けた車へと戻り、来る途中に買ってきたおにぎりをもぐもぐ。家から持ってきたあつあつのお茶で暖をとる。
つーかあまりにも寒すぎて、車から出るのもためらう。出ないと撮れないから出るんだけど、トラフィックがないなと思ったらそそくさと車内に引き返したいレベル。アンコリ点灯を確認して、ようやく外に出た。
そうこうするうちにも着陸が来たり。スタアラもよく観るような、そうでもないような。
生駒山が超よく見える。頂上の塔の色までわかる。寒ければ空気は澄み、風が強ければ塵が消える。それもまた厳寒の醍醐味。
さっきの那覇便は、羽田便になって帰っていく。
残念ながら出発まではもたず、薄曇り基調に変わる空。
それでも、生駒を背負っての加速シーンはいいものだ。
なんだかんだで 787 目当てに訪れる人がすごく多いことを、来るたびに実感しつつ、寒さに負けて撤収したのであった。
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