おはようとおやすみ (2) 金色の助走

なに、今夜から雪? またかー。寒いからほどほどにしていただきたく。といっても、こないだ大寒を過ぎたばっかやし、これからが本番なんやな。とりあえず体調管理に気をつけよう。
さて、12月度羽田朝練の続きを。

7時前。厚い雲に覆われていた世界に、ようやく陽が射してくる。だがしかし。

そういう時に限って D に何もいなくてこっちばっかりなんだよねー。そして逆光にめっぽう弱い黒シャチ。

ただ割り切って観ると、背景色としてはなかなか美しいような気がしないでもない。

国内線の諸々も、ここに来て出発機がぼちぼち集まり始める。

登場当初かなり斬新に見えた「まめ」。今ではすっかりお馴染みの顔触れになった。

それにつけても、せっかくの斜光を活かしたシーンはなにか撮れないものか。すると、さっきからずっとそこで寝ていたスタアラがおもむろに動きだした。

おぉ、エンジンの向こうから光が! 他の方の写真で拝見した記憶はあるが、自分で撮れたのは初めてかもしれん。さらに。

なんとも幻想的にすら見える煙。一晩寝かせてる間に地表に積もった砂煙かな、と旦那さん。

陽は徐々に高くなりながら、そこらじゅうを行き交う機体たちを照らし出す。

各社入り乱れるタキシーウェイ。行列のできる空港はいつもの朝ラッシュに突入したようだ。

そして「まめ」再び。新造機を積極的に飛ばしてるんだろうけど、旧塗装もなかなか見かけなくなった。入れ替わりが早いのは飛行機界も同じか。

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