つどいとふしぎな雲 (1) 頭上の表情

断捨離とかいうものをやってみようかと持ち物に手を付けたまではよかったが、全然減らない。そういや、ここに来る時相当捨てたんだよな、と思い出すまでしばらくかかった。そら減らんわ。
さて今回の HND は、B8 飛来を翌日に控えた7月最初の土曜日のお話。

そういえば、と、以前から撮ろうと言っていて機会を逃しまくっていたものを、まず撮りに行く。

連なるハート形の先に広がる同心円は、なんだか蝸牛の殻のよう。

エスカレーターで昇る。近隣にスカート姿の人がいないのを確認して、さくっと一瞬芸で大きな輪を捉える。

フロアに立ってまた見上げていたら、目の前にいつのまにか倶楽部の皆様が集まっていた。
新しい飛行機をお迎えする前に、もうひとつ別の「お迎え」。はるばる熊本からお客様がおいでになるということで、この後も続々と集合予定の模様。今までご挨拶のタイミングをことごとく逸してきたうちらも今度こそ、と駆けつけたのであった。
面子が面子だけに、夜は飲み会になるであろう。となると、車では来れない。そこで久々に京急でのアプローチ。

7月頭だったからか、ホームの柱は「ずんだ」に占拠されていた。

話を戻そう。お客様はお宿にチェックインしてから来られるらしい。じゃ、まずはデッキへ。

金鯱やら「がんばろう」やら、青の縄張りは今日も賑やか。

絵に描いたような順光での北上がり。光沢が眩しい。
日陰のテラスで椅子を集めて、時々座ってくつろいだり、早速ビールで1杯やる人あり。そんな中、JA15KM さん親子が到着。あ、どうもはじめまして。多分うちが一番謎キャラだったとは思いますが。

これだけの好天。そしてひっきりなしの離着陸。それを放っておける人もそういないわけで。

この時点ではまだ梅雨明け宣言は出されていなかったが、それが近いことを思わせる「もくもく」。その上を、05 上がりの B4 が優雅に滑空していく。

鶴のマークがなければ景色に溶け込みそうな白い機体も、きっちりとひねりながら彼方に去る。

そして久々に見かけた「さかくも」。「のぼってゆく坂の上の青い天にもし一朶の白い雲がかがやいているとすれば」…まぁどっちかっつーと雲だらけなのは御愛嬌。

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