当世お伊勢参り事情 (7) 神都要衝・2

あまりにも天気がいいので今日もちょっとぶらぶらしてきた。今日みたいな気温ですぐ固定するとは思えんが、もう夏が始まりつつあるような気がする。季節の経過とは意外と早いもので。
さて、宇治山田駅構内に入るところから続き。

改札を入り、3階相当まで上がるとホームになる。

私鉄でときどき観られる、壁際の長椅子。さすがに伊勢らしく赤福が大きくスペースをとっていた。

名古屋方のほうへ行ってみたら、中の人用の事務室。ここにも伊勢らしく安全祈願の注連飾り。と、ついついご当地ならではの特徴が目に留まる。

乗る特急はしばらく来ない。せっかくなので、あれやこれやとホーム探検。

これは外観で「近鉄」の赤い大きな文字を掲げていた塔の真下にあたる部分と思われる。メンテの時はここから上がるのかだろうが、その経路が旅客エリアにあるとは思わなかった。

3面4線の構造。ただ東側の2線は当駅に終端があり、南端が櫛形になっている。半分ターミナルで半分直通みたいな感じ。

これぞ近鉄、と思わず唸ったのは、多彩すぎる行き先。いや、幕の種類の数というよりは、行く方向がてんでばらばらすぎてすごいなと。このホーム1本で大阪にも名古屋にも、さらに表示はないが京都にも行けてしまう。私鉄1社だけでもネットワークが広いとこうなるのか。うーむ。

そういや、おやつは買ったがお茶が切れそうだ。仕入れておこう。

駅ナカがファミマ。どうも近鉄全体でファミマと提携でもしたのか、他駅の構内でもファミマをよく見かけた。

でだ。ただ待っているだけというのも芸がない。来るもの拒まずで電車も撮りましょう。

特急の連結パターンはいくつかあるようなのだが、正直言って未だによくわからん。こっち2両が比較的新しい方だったり、

かと思えば真逆だったり。勿論ちゃんと調べて買えば好みの車両を引き当てることができるのだろうけど、さっき買ったきっぷは完全に発車時刻基準だけで選んだのでそこまでやってない。どっちが来るかねぇ。

などと思案しつつ、後追いしたら汎用特急では最新(=しまかぜ除く)の 22600 系がくっついていた。なかなか今までまともに撮る機会があまりなかったのだが、スズメバチとはよく言ったもので。

たまに普通車も来ていた。むしろ滞在中は特急の方が若干多く感じるほどだった。

そんなこんなで時は過ぎる。

近鉄は奥が深すぎるので、遠方の人間としてはこのくらいライトな楽しみ方の方がいいかもしれん。

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