さくらさくら ’14 (3) 城下に和む

なんとなく卵が高いような気がする。増税云々以前に税抜き価格が。本気で安く済ますならネットで近隣店のチラシとか観ればいいんだろうけど、いちいち観るのがめんどくさいという。うーむ。
まあそれはさておき、都内花見散歩の後半はこれまた有名どころへ。

千代田線と東西線を乗り継いで地上へ。

上野からの帰り道で名所といったらやっぱ東御苑でしょう。今回は北端の北桔橋門から入場し、東京駅に近い方へ向かって歩いて行くコースとなった。
余談だがこの東御苑、平日ならきっと空いてるよねーと何も考えずに突撃すると月曜&金曜は開いてないので注意だ。以前我々がそのトラップに見事ひっかかったことがあるのは秘密。

苑内には数種類の桜があり、相当早咲きのものを除けば多くの木が見頃を迎えていた。

ヤエベニシダレはかなり濃い桃色が文字通り重層的。

芝生の広場に入ると、大木が花ざかり。ソメイヨシノの手前はコシノヒガンというらしい。
それにしても立派な木が多い。やはり場所が場所だけに、丁寧にお手入れされているに違いない。石垣と桜。天守が現存していたらさらに見事であったろう。

そんな花の下で、たくさんの人が憩いのひとときを楽しんでいる。我々もちょっとだけ芝生に座って休憩。

満開の桜をバックに、中東っぽい人や欧米系の人など、海外からのお客様たちも嬉しそうに写真を撮っていた。

ところで、東御苑には桜以外にも相当たくさんの種類の植物がある。皇居の一部だから、資料としての植物園みたいなものか。

これはミツマタ。ミツマタってあの紙の原料になるやつですか。へぇ。後で別の木を真上から観たところ、すべての枝が三つ又に分岐している。それが名前の由来らしい。

ボケは何色かあったが、このツートンカラーのが一番見頃だった。

なにかでかい木に花が咲いてるなと寄ってみたら、カリン。ってこんなでかくなるのか。というか、実の印象だけで黄色系の花だとばっかり思い込んでた。世の中知らないことはまだまだある。

なんだかんだで小一時間。ちょいと疲れてきたし、そろそろおいとましますか。

江戸と TOKYO の盛大なミスマッチを楽しみながら、再び現代世界へと戻る。

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