大暑フェスタひろしま (3) そらとぶ駕篭・後

ちょっと余裕ができたので、この先に予定される作業を前倒し。あらかじめやっておいた方が後々楽かなーと思ってやってみたら半日かかった。てことは、やっぱりやっといて正解やってんな。よかったよかった。
じゃ、スカイレールの話の続きをば。

せっかくなので、走行写真も撮ってみることにした。既に昼近い強い陽射しを日陰でしのぎつつ、発車を待つ。

こうして観ると、車両のわりに駅舎がでかい。ただでさえちっちゃい乗り物がさらに小さく。

高架に沿った階段の両側を囲む並木の向こうへと、あっという間に下っていった。

ところで、この界隈は地味に高いところにある。どうやら山を切り開いて作った街で、住民も車だけじゃあまりに不便だろうとこれを開通させたようだ。

そりゃあ JR の線路があんな遥か彼方じゃねぇ。と、赤い推進機を見下ろしつつ思う。

昼間の運転間隔はほぼ一定しており、じきに上り車両もやってきた。角度をつけて曲がりながら懸命に急坂を登る。と書くと健気っぽいが、実際は軽やかにさっさと通過するのでそうでもない。
ひとしきり撮ったところで、駅へ戻る。

付近では積水の旗が風を受けてはためいていた。あー、そういうことか。ここの開発自体積水がやってんのか。

じゃ、ぼちぼち引き上げるとしよう。

全線均一、とってもシンプルな券売機できっぷを買い、改札で即回収されて下り車両に乗る。

車窓には、絵に描いたような新興住宅地の屋根。スカイレールタウンみどり坂、現在人口だいたい6千人。まだまだ気長に分譲中の模様。て、別に回し者ちゃうけど、今住んでる建物が積水系なんで妙な親近感が。

眼下に瀬野駅が見えてきたらゴールは間近。そして振り返って、この乗り物の偉大さを知る。

「駅近」のスーパーへと続く、神社も真っ青な超階段。嫌に決まっとるやん、こんなん毎日歩いて登るの。

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