新しい街をつくろう (5) 団地へ運ぶ・2

よくお酒やジュースを買う店に行ったら、レギュラーコーヒーの粉を発見。さっそく飲んでみると、これが飲みやすくておいしい。やっぱり豆や焙煎との相性ってあるんやなぁ。都度淹れて飲む楽しみもあるし、また休みの日とかに飲もう。
さてライトライン攻略はさらに続く。

再び乗り込んだ電車はほどなく宇都宮市域に入り、新興住宅地を東西に横断していく。

一戸建てとロードサイド店が並ぶ沿線。

「ゆいの杜」とはいかにもそれっぽい名称だが、開発主体が UR とわかって納得。電車が来ると本決まりになってから住民数も増えたとかなんとか。

どうやら線路は 50kg レールを使っている模様。一部区間では最高速度を上げる計画もあるというから、丈夫に作っておいたのか。

ゆいの杜を出ると、すぐまた工業団地エリアにさしかかる。

誰でも知っているレベルの有名企業から知る人ぞ知る縁の下の力持ちまで、多くの会社が名を連ねる。カルビーのロゴも見かけたなと思ったら、東日本のかっぱえびせんはこのエリアで作っているらしい。へぇ。

そんな清原工業団地のど真ん中「清原地区市民センター前」で下車。

交差点至近の島式ホームの典型例。壁が1枚ずつ独立しているのが、対面式との大きな相違点。

当電停にはトランジットセンターも隣接している。おかげでトイレも設置されており、ありがたく利用。

ここから他の交通機関に乗り換え、線路から離れた地区への利便性を補完することになっている。

自家用車の駐車場やタクシープールに加えてバスも乗り入れ。利用状況は微妙っぽいが、長期的に様子見するものであろう。

ただ、一見さんには困ったことがひとつ。コンビニとか自販機とかそういうのないっすか。

あった。市民センターと隣接する、工業団地の管理センターの前に自販機。郵便局も併設だったことから、一般人が入っても大丈夫と判定、ありがたく利用。そしてコンビニはやっぱりない。

ジュースを飲みつつ一息入れていたら、次の下り電車がやってきた。急いで電停付近に戻る。

電停からトランジットセンターへ渡る部分は線路と交差するため、踏切的な警報音と注意表示。

車両の開口部付近がちょうどパネルの切れ目に来るようになっている。コンパクトな島式ホームで円滑に人を流す工夫。

そのまま見送ろうと交差点で待っていたら、上り電車も同時にカーブへ進入。

柱の影がガンガン刺さるのはさておき、気せずして上下線の離合シーンとなった。

電車通過を待っていたかのように歩行者信号が青に変わる。

おかげでなんとか上りに乗れた。次はどこに行こうかな。

空いてる席に座り、しばし車内と車窓を見物。

最新の LRT が、鬼怒川付近ののどかな景色を駆け抜ける。これまで日本の路面電車旅ではあまり味わったことのない眺め。

車両の製造自体は数年前、でも営業開始は23年。ブルーリボン賞やローレル賞の24年枠に含まれるのでは、と旦那さん。なにか獲れたらええな。

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