欧羅巴行進曲 (43) 第三楽章/Tunela pod bratislavským hradom

どうも週末から喉に違和感があるので、歩いてすぐの医者を初めて使ってみた。以前旦那さんが診てもらった院内処方タイプのとこ。それにしても、くすり込みでも随分安いなぁ。横浜時代の医者の7割くらいな感じ。
さてブラチスラバ後半は改めて電車攻略のお話へ。

突き当たりで階段を上ると、そこは電車通り。本来まっすぐここに来るはずだった「トンネル」からそう遠くない地点に出た。

早速 T3 が登場。全体的にまるっこいフォルムに、くの字に突き出た鼻先がチャームポイント。高々と伸びた黄色い菱形パンタも印象的。

今度は角張ったものが来た。これもやっぱりタトラで、T6A5 という形式。こんなとこで一眼構える人間は珍しいのだろうか、乗客の皆様から一斉にガン見される。

工事の関係で1系統が来ないかわりに、本来と違う系統(冒頭の4系統はもともとトンネル経由じゃない)も走っている。そのため、運転頻度はかなりのもの。

一部編成は、連結器にふたをしたまま走っていた。雪対策か何かだろうか。

旧市街から坂を上り、トンネルへと向かっていくこの区間は、自動車道をオーバーパスする構造。

自動車道はこの先でドナウを渡り、対岸にあるもうひとつの市街地・Petržalka 方面へ向かう。あちらはきっともっと近代化が進んでいることだろう。ウィーンからそっちに行く列車は電化されているのだが、非電化でも「ふらぶな」ルートの方が観光にはやっぱり便利っぽい。

なわけで、目的のトンネルに到着。真上にはブラチスラバ城があり、その城山をぶち抜くというなかなか思い切ったルート。しかも、

うわぁ。すんごい勾配差。まっすぐ向こうの出口も、懸命に上ってくる電車も、遥か下に見える。

視認してからだいたい1分くらいかけて、地道に上り坂を進んでくるようだ。

せっかくなのでもう1本。

さっきより少しだけ視点を低くすると、出口が坂に隠れてしまう。それほどにトンネルは深く長い。

出てきたと思ったら、T3 どうしの離合に。

うん、難しいね。トンネル写真って日本でもそんなにたくさん撮ってないんで、いろいろ試される感じ。じゃ、そろそろ移動、と思ったら背後からまた来たのでついでに捕獲。

コンコルドって何屋さんかと思ったら保険代理店。のような業種がふつーに広告出してる辺り、商売っ気は東欧も西欧も変わらんのかな。

それにしても K2S の全面ラッピング率は高かった。

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