欧羅巴行進曲 (13) 第一楽章/Prater Hauptallee

すっかり鍋の似合う季節に。先日は鶏だんご鍋、今日はすきやき。ただ残念だったのが、一番よく行くスーパーには今半の割り下がない。そういうのは高級志向の店か、もっと大きなチェーンの方がありそうね。
さてウィーンのほうは再び電車モード多めになってまいります。

1系統の終点・Prater Hauptallee は「森の中」にある。

Prater とは、旧市街からちょっとだけ離れたところに位置する、ものすごく広大な公園。の中にある「大通り」の近くだからこのような電停名称になったようだ。

ちなみに、香港同様ウィーンのトラムにも「終端」は存在しない。終点ではブロック単位で回って折り返すか、もしくは半径小さめの折り返し線があるのみ(ただし当電停には2線あり、写ってる内側線は通常使わない模様)。日本でこの方式が普及しなかったのは、やっぱ狭いからかね。

電停からちょっと距離をとったところに、小さな踏切がある。これは事前に教えていただいたスポット。

電停方向を観ればやや色づき始めた木々と、

反対方向なら森に囲まれた風景になる。て、こっちはまだまだグリーンですな。

踏切といってもカンカン鳴るようなものではなく、日本でいうなら第4種。柵があるのみ。

ここを渡る道もまた遊歩道になっており、時折ウォーキングの人などが通過していた。

せっかくなので、旧車が来るまで粘った。

折り返し線周辺の木も見事な紅葉とまではいかないが、ともあれ赤い塗装は映える。

ただ、片運転台ゆえ、正面のパンタの存在感とひきかえに、後追いはちょっと物足りない感が出る。以降の撮影では、できるだけ前面でしっかり決めたいものだと実感。

撮影後、公園内もちょっとだけ散策したのだが、その話は次回。

あ、これは大通りじゃないよ。撮影地近くの細道。

中途半端な時間帯ということもあってか、折り返しの車内は当初ほぼ貸し切り状態。
て、さっきの車((5)参照)と内装がだいぶ違うんすけど。外見は同じ低床車に見えても、○次車ごとに差異が大きいとなると、なんかどっかで聴いたような話である。

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