とある皐月の開花宣言 (1) 到着待望

カテゴリは普通に鉄だが、今日の記事の本題は、ちょっとした「おしらせ」。非鉄方面のお友達に言うのはこれが初めてになると思う。既に御存知の皆様にも、改めて。
そのおしらせ抜きでは成立しなかったりする、連休の報告。

意外にも、この日が初めてだったかもしれない。午前の新大阪に、乗らない列車のために足を運んだのは。

てか、730A を撮ったのも初めてじゃなかろうかと。定刻に現れた V3。なんか影のせいで「その筋の者」になっちゃってるのは観なかった方向で。

20番線、というか新大阪で、もうひとつ試してみたいことがあった。新神戸以西では絶対できないお遊び。

停止目標は、すぐそこ。
…どう? 言わなきゃ V ってわかんなくない? 西の駅では早々に取り払われてしまった停目との共演をまだ楽しめるのは、ここが東海管轄駅だから。皮肉なもので。

今更言うまでもないが、500系は大好き。だが、この日ここへ来た本当の理由は違う。

いまや何の変哲もなくなってしまった車両。ただの Z だが、それでも大事な列車に変わってしまうこともある。
「彼氏さん」が乗っているという唯一にして最大の理由で。

W 編成の東海道撤退と前後して、首都圏に住む500系仲間の方とおつきあいすることになった。
W が残してくれた、とても大きな置き土産。それぞれに突き進んでいた追っかけ撮影の道がふとしたきっかけで重なり、わたしたちが出会えたのは、500系と同業の皆様のおかげ。
春の訪れは二度とないだろうと思っていた。だからこそ趣味に邁進していた。その諦めが覆った日の、衝撃と嬉しさと感謝は筆舌に尽くし難い。今はなかなか会えないけれど、一緒に過ごしているときの楽しく穏やかな気持ちを、これからも大切に育てていきたいな。

で。幸運にも連休が重なり、関西で一緒にあれこれ巡ろうという話になって、まず駅までお迎えに行ったという次第。
よって、このシリーズ自体が「彼氏さんが会いに来てくれたよの巻」。3日分の旅物語がこれから続くわけだが、激甘な文章にならないようにさじ加減入れとくよ。とはいえ、3分の2くらいは鉄モード全開なので、もしかするとこの記事が一番甘かったりして。

Like
Share

Comments

公開から30日以上経過した記事のコメントは締め切っております。あしからず。