東北の聖地は熱く (8) 瞬間の贈物

「みずほ」ねぇ…。どっかのおばちゃん(失礼)の顔が思い浮かぶのはわたしだけだろうか。
いつもながら長くなったが、仙総見学のまとめ最終回。

さて、ふたたび新利府。

意外にもホーム上の人はまばら。と思ったら、仙台方からわらわらと断続的に人が。あぁ、入場制限してそっちから回しているのか。体験乗車用の E4 が通過していくのを眺めている間に、ぎっしり乗客を詰め込んで、少し遅れて発車。

利府から乗ったのには、もうひとつ理由があった。仙台ゆきの進行方向右側の窓際に、確実に座るため。いくら暑くとも、来場時に観た物を忘れたわけではなかった。
もうすぐだ。窓に貼り付いて一眼を構えるどこぞのカップルは、隣に座った家族連れの目にどう映ったやら。
…見えた!

朝来た時は隣にいなかった気がする E3 までついてきて、まさかの新旧こまち揃い踏み。

大筋では E5 と一緒でも、マイナーバージョンアップが見た目に与える影響は結構大きいもので。

こうして帰りのイベントも無事終了。

徐々に雲の増えてきた空を眺めつつ、仙台に戻った。

おなかすいたー。カレーパンはとっくに消化されてしまった。そこで駅構内を見渡すと、牛たん通りなるものを発見。入り口付近の店は混んでいたが、少し奥に入るとすぐ座れる店があった。

2人とも量的にそんなに食べられる気がしなかったので、一番少なそうな定食をチョイス(↑はこれまた彼氏さん撮影)。いやー、これがまた美味いんだ。焼肉で出てくるぺらいものと同じ食べ物とは思えない厚み。白ごはんとベストマッチ。セットのテールスープも、つつけば簡単に崩れるやわらかーい肉込みでまた絶品。

仙台まで来る機会もなかなかないし、記念にコンコースを撮っておく。しかし、新幹線と在来線の乗り継ぎにくさはどうにかならんのか。

それぞれ会社や自宅におみやげを仕入れ、待合室でしばし休んだら、ぼちぼち上がる。

夏休み突入後とあって込み合うホームには「こまちのりば」の表示も。

はやこま編成でやまびこになることもあるらしい。やまびこまち。

そうこうするうちに、はやこま18号入線。

はやて側は LED が最新型になっていた。

初こまち。当然 E3 系乗車もこれが初めて。車体の細さを埋めるためのステップを頼りに乗り込む。

乗ってみても若干コンパクトな車内空間。新在直通ということもあり、まるで在来線特急に乗っているようだった。意外と豪快な走りっぷりの車中で少しうとうとしつつ、あっという間に東京へ戻った。

というわけで、なかなかに濃い仙台弾丸ツアーであった。そのうち東北の駅や沿線にも出向いてみたいな。

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