しあわせを運ぶ港都 (4) 希望のふるさと

業務上必要とはいえ、外出するとまぁ作業が進まないこと著しい。そんな日もあるね。
のんびりやってる1ヶ月前の報告だが、鉄分がないまま終わるわたしたちではない。プランを考える中で、しれっと行程に仕込んでおいた。

神戸の観光イラストや写真には、かなりの高確率で入っている、このセット。

向かったのは右側の神戸海洋博物館。
入ってすぐの所にある木造船(多分復刻)がなかなか見事だったのだが、目の前に撮影禁止の立て札があってはキャップを外すわけにもいかない。
西洋からいらした集団が、ガイドさんから説明を受けていた。さりげなく近くを通ってみたら、絶対英語じゃない。なんかラテン系。スペインとか?と、彼氏さんの推測。あぁ、神戸って海外からの観光コースだもんなぁ、と超今更な感想を抱く。

で、写真も撮れない所で何をしているのかって? お気づきの方はとっくにお気づきと思うが、本題はそっちじゃなくてこっち。

0系きたー!

博物館の中にカワサキワールドなる施設が入っていて、最初っからそれのために来たわけで。えぇ、川重の施設です。以前から気になってたけど、JR の駅からは地味に距離があってなかなか足が向かず。今回、これは千載一遇のチャンスだろうと。
なお、観ての通り、このエリア内はカメラ出してもなんも言われない。

最初に年表の前を歩く。鉄道車両が出てくると足を止め、飛行機が出てくると足を止め。市内の新交通2線を両方とも手がけてることに気づき、さすが地元、と納得したり。
その後、外人さんが颯爽とまたがって記念撮影しまくっているバイク実車展示を抜けて、0系にたどりついたという次第。

土曜ということもあり、運転台に座りたい人は多い。わたしたちもそれぞれ童心に返った証拠を素早く収め、客席へ回り込む。

カーテンがないことと、カバーがカワサキ仕様につけかえられていることを除けば、そこそこ普通車の面影を残している。ほら、わたしがこの道に入った時にはもう 2-2 シートしかなかったから。

隙をみて、もう一度だけ運転台に潜入。しつこく座りたいわけではなく、ちょっと撮りたいものが。

これこれ。狭いところで使ってこそのお魚さん。

車両の脇には、台車も置いてあった。改めて単品で出されるとでかいな。

もうひとつ、本当は車内を観るより先に寄ったのだが、もっと古い簡リク時代の座席の実物もあったので座ってきた。

この座席の前に置いてあるモニターにも、たびたび新幹線の映像が。あ、でも映像というならバイクのエリアの手前にあったシアターで、横6面ぶち抜いた大画面で500系の通過シーンを観れたのが一番萌えた。
ついでにヘリの実物展示にもちょっと乗って、博物館を後にした。

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