おおさか快晴散歩 (1) 空中回廊の下で・1

週末の「花見」はバラエティに富んだ内容で土日とも楽しんだ。正確には土曜の日帰り遠征で相当体力を使ってしまい、日曜はご近所散歩でリハビリ程度がやっと。次の週末は開花の遅い地域か品種を焦点に入れております。
さて今回は、またまた出しそびれシリーズから昨年10月頭のお話。

その頃、我々の頭の中はすっかりウィーンに向けて海外モード。なかなか国内の被写体に目が向かない中、ふと思い立ってやってきたのはここだった。

ヅカ線民にはあまり使う機会のない、淡路。
他2線がこの数年でずいぶん若返ったのとは対照的に、まだまだ「アイボリーの入ってない世代」が大手を振って活躍を続けている。いくら関西屈指の大手たる阪急とはいえ、バンバン新車投入するほどの余裕があるわけではないようで。なんにせよ、歳の割につやつやお肌なことは確か。

梅田〜河原町はもちろんのこと、北千里、天六、さらには堺筋線で天下茶屋ともつながる、地味だけど京都線の要。

梅田方のホーム端は、あまり撮影には向かない。

そのかわり、車掌さんなどが使う「中の人専用通路」を観察することができる。一般人が利用できないこの細い階段を上がると、控え室(正式になんと呼ぶのかは知らんけど)があるはず。

ここでは大きな変化が今も進んでいる。それを観たくて来たのだが、改札出てからじっくりね。

てことで、改札へ向かう。

地下通路にはまだ昭和の香りが濃く残されている。昔は鉄道会社を問わずよく見かけたタイプだが、あちこちでバリアフリー工事とともに姿を消しつつある。

現代の設備に慣れた目には、ちょっと薄暗く見える階段。これを上がれば改札。

駅舎も至ってシンプルで、飾りっ気がまるでない。実用重視。

改札の目の前から、商店街のアーケードが伸びている。

置き場がすぐそこにあるのに、てきとーな空間にずらりと並ぶちゃり。さすが大阪市内。と言ったら市民に怒られそうだが、よく言えば自由な景色。悪く言えば雑然というか無法というか。

それはさておき、駅舎の横を梅田方面に歩いて、踏切をめざす。

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