HDD が保証期間内に故障したのでメーカーへ返品交換を申請した話。

最近更新が途切れがちなのはいろんな理由がありまして。月曜に再び体調不良、そもそもネタのストックが少なめ、等々ある中でも、実は同様に足を引っ張る出来事があったんですわ。要はタイトルの通り。しかし逆に考えるとこういうトラブルは後々誰かの参考になるかもしれないので、自分用めもを兼ねて書き残しておく次第。

10月下旬、帰宅後に立ち上げた NAS は、見覚えのあるメッセージを伝えてきた。

I12:RAIDアレイがデグレードモードで動作中です。

ま た か い。

HDD がお亡くなりになった話は以前にも書いたことがあるが、実はあの後、つい半年前(17年4月)にも障害が出たため、再び総とっかえを敢行。これまで同様のメーカーを選択しつつ、今度は NAS に強いと言われる Red モデルに更新したのであった。が、なんとその片方がいきなりの御臨終。いくらなんでも早すぎる。
そこで今回は一思案。製造元の Western Digital 社では、こういう「購入から短期間での故障」には対応してくれるのだろうか。サイトを観てみたところ、「サポートポータル」に会員登録すると使える手段があるようだ。試しにやってみよう。

登録完了後ログインすると、いかにも海外企業らしい英語直訳風の雰囲気が濃厚に漂う。で、日本人の感覚としては極めてわかりにくいが、どうやら「RMA」というのが交換申し込みであるらしい。

RMA にあたって最低限記入が必要なのは、HDD 本体の広い面に貼ってあるシールに記されたシリアル番号と、購入日。あとは返送先の住所。
ただし、返送品は海外からの発送のようで、住所は英語記法で書かねばならない。久々すぎてうっかり番地を抜かしてしまい、「あの、住所間違えたんで訂正したいんすけど」という恥ずかしいお問い合わせを追加で送る羽目になるのでご注意を。ちなみにお問い合わせは「サポートケース」(やっぱりわかりにくい表現)から。

ともかく無事に RMA の申し込みが承認されると、サポートポータルから RMA の詳細を観ることができる。

あとはこの画面を印刷して署名、壊れた HDD に添付して窓口へ送付。ゆうパックの小サイズに新聞詰めるとちょうどいい大きさだし、完了通知はがきももらえるのでゆうパックおすすめ。
なお送付時には静電気対策を求められたのだが、たまたま購入時の包装を全部保存していたため、本体を静電気防止袋に包んだ上で外箱に入れて安全に送ることができた(※箱は返ってきません)。

郵送して数日後。RMA の様子を観てみると進展あり。

返品が受領され、代替品が発送されていた。では FedEx の配送状況をチェック…ってえーと、リンク先で最初に開いたページでは参照できないっすね。どこだ。

正解は「Track by TCN」タブを開いて、RMA 詳細に記載された「Tracking #」を入力。

ふむふむ。この時点で日本入国は果たしており、もうじき自宅に配送されるというところまで来ていた。
ざっくりしたスケジュールとしては、不良品発送→翌日に返送先到着→その4日ほど後に海外センター到着→その翌日に良品発送→なんかいろんな国を経由→2日ほどで日本到着→翌営業日に配送、といったところかな。東南アジア某国を出て周辺諸国を3〜4か国通っていた。きっと業務上の最安ルートがあるんだろう。知らんけど。
そして先日、平日真っ昼間の不在通知からの再配達でようやく良品入手。1日かけて RAID 再構築を終え、無事に稼働しております。めでたしめでたし。新しい方もサポート対象に登録しとこ。

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