その道はうどんに通ず (11) 懐古体感・2

本日は前倒しディナーパーティーのため、明るいうちに阪急でおいしいものをいろいろ仕入れておいた。例によってチーズに生ハム、売り場のベテラン氏おすすめのワイン、ケーキ代わりにタルト、などなど。この後いただきまーす。
では引き続き1月ことでんのお話。

一宮での停車時間はやや長かった。記念品配布は、その待ち時間を有効利用する意味もあったかもしれない。

合間には、行先の板をちょっとお取り換えしてみるサービス(?)な一幕も。

長く停まっていたのは、どうやら定期列車の運行を優先していたからのようだ。当駅止まりが3番線、築港行きが1番線に入って挟まれる形に。つーかこの先の区間で実際に乗ってないから忘れてたけど、基本的に単線なんですわ。レトロ電車はダイヤの合間を縫って動いているんだね。

ともあれ、そろそろ出発のお時間。我々はホームから見送ることにした。

琴平まで行って昼過ぎに折り返す、月に1回の1往復。まずは前半を実体験できてよかった。

せっかく降りたので、改札外に出てみよう。

今回我々は紙の1日券なので使うことはなかったが、地方によくある簡易な形状の IC カードリーダーが設置されている。IruCa(そのまんまやね)、現在は他地域との相互利用はないらしい。

で、出たのはいいけど駅前は閑静な町。要するに特に何もない。次の電車を待って戻るとしよう。

えーと次は何分かな。とりあえず駅舎観察がてら待機。

のりば案内のアナログ感もまたよし。こういうの都会ではほとんど観なくなったし。

あとこれは鉄道会社を問わず地方駅あるあるなんだけど、待合の椅子に座布団が置いてある。冷える季節、直接木の椅子に座らなくていいのは、さりげなくうれしい心遣い。

一度経営が傾いて、いろいろ努力の結果立ち直りつつあることでん。今後ともがんばってほしいものだ。

日中の築港方面はおおよそ1時間に4本。そろそろホームに行くとしましょう。

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