実録・おひとり様物語 渓谷編 (1) 旅するための旅

さーて、久々の完全ソロ活動。同じ関東とはいえ、遠路はるばる来ましたよ。わたらせ渓谷鐵道(難しい方の字を使うのが正式らしい)。

わ鐵(公式略称)は非常〜に本数が少ない。それ逃したら帰れないってな世界ということは、絶対に○時○分に乗らなきゃいけないわけで。別の意味で分刻みスケジュール。よって、珍しく超厳密な予定表を事前に作っておいた。それをコピペしつつ、以下お送りしてみようかな、という次第。長文必至。

■1244 渋谷 – 半蔵門線 急行 南栗橋 – 1410 南栗橋

渋谷の雰囲気が変わったなと思ったら、管轄が東急に変わったせいだった。納得。
買ったパンをホームでさっと食べ終わった頃、ちょうど急行がやってきた。表参道でなんなく端の席を確保。しかしだね。通勤型電車に1時間半座りっぱなしはきついぞ! 間が持たないこともあって爆睡。そして終点の1つ手前の駅でちょうど目が覚めた。ら。

うわ! いつの間にか車窓風景が田舎化してるー。

■1415 南栗橋 – 東武日光線 各停 新栃木 – 1449 栃木

とかなんとか驚いている間に到着。向かいの電車に乗り換える。

特急の通過待ち後、発車。落ち着いて車内を観ると「クハ」の文字。私鉄でもその分類方法するとこが時々あるんやね。
ほどなく、電車は利根川を越える。すすきで埋め尽くされた河原に目が行った時は、以降の沿線がすすきだらけなことは思いもよらなかった。そんなのどかな風景の中を、埼玉から群馬、さらに栃木へと走り抜けていくわけだ。

あれ。そういえば、と、突然思い出した。
スイカ使えるんかな。
なんも確認せんと普通に渋谷でスイカ乗りしちゃったよ。ところどころ紅葉が残る、首都圏とは相当かけ離れた山里の車窓に、ふと不安がよぎる。

さぁ栃木だ。どうか改札にいつものあれが付いてますように…

あったー!! 命拾い。しかし冷静に考えると、東武だって都心走ってんだし、導入されてない方がおかしいよな。うん。
安心したところで、明日乗る東武の特急、窓際の席を押さえる。往路は安く済ませたが、復路は多分疲れているだろうから、ゆったり行く計画。一気に北千住まで出て東急乗り継ぎを図る。

■1519 栃木 – 両毛線 各停 高崎 – 1611 桐生

で。観ての通り、此処に30分もの乗り継ぎ時間が。仕方ないので駅をうろうろ。

東武改札。

JR 改札。それぞれ単体で観るとちっちゃい。

しかし表に出ると結構でかいという。入口前で、あんまり上手くないサンタコスの男女ユニットが寒そうに歌っていた。

両毛線でも、普通にスイカ改札。ま、東京近郊路線図にもぎりぎり載ってるわけだし。ホームへ上がったら、ちょうど反対方向の電車が出るところだった。

もう10分もしたら、わたしが乗るやつも来るだろう。

しかし、この本数の少なさ。横浜拠点近所のバスみたいだ。


やってきた電車は、最初見慣れた感じに思えた。なんだ、東海道と大差ないやん、みたいな。しかーし。発車して初めて、いろんなことが発覚。

単線だー! JR の単線とかどれくらいぶりやろ。そら車掌も窓開けてたそがれるわ。
さらに。

半自動ドアきたー! 存在は知ってたけど、自分で乗って開閉するの初めてだよ。冬には非常にありがたいシステムだねこりゃ。

途中、佐野(↑のボタン撮った)で謎の5分停車などしつつ、順調に進む。そろそろ桐生も近いので、きっと階段に近いであろう中央の車両に移ろうとした、そのとき。
ふと、頭上に何かを感じた。

なにこのペンギン祭り!
えぇ、観た瞬間みくし写真入れ替え決定しましたがなにか。

と盛り上がったところで、桐生だよ。純粋な移動はひとまずここまで。以下つづく〜。

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