おひさまと水の国 (8) 田園に故郷

なに、大晦日カウントダウンは行かないのかって? 学生の頃と違って、年末年始は家族団欒と決めているので。そういうのは体力のある皆様におまかせいたします。
信州めぐりはここから第2部。ということにしておこう。

ダム駅で改札のおっちゃんが「下界は暑い」的なことを言っていたが、本当だった。到着した安曇野北部の田園地帯は、そりゃもう非常な暑さ。そんなところへ何をしに行ったかというと、ここが第2の目的地。

しばらくして、初の通過列車が登場。これは E127 系というらしい。初めて観た。E のつく世代にしてはレトロな顔やな。

てことで、この構図で臨時列車を迎撃すべく待機する。

しかしですね、東管内だからといって首都圏のようにすごい勢いで来るわけがなく。近隣の駅の時刻表をたよりに、まったりと待つ。と、なにかあらわれた。

おや、あずさじゃないですか。さっきの2両との落差でえらい長く見える。

どれが何両とか覚えてないこともあってか、先頭はもうカーブの向こう側に。

ここのいいところは何と言っても、単線ゆえに架線柱が片側しかないこと。柱が車両にかかる心配をしなくてすむのはありがたい。

同じ構図ばっかりでもアレなんで、たまには一面の田んぼを強調してみる。

しなのも来たよ。東海車を置いた途端に中部地方っぽくなるすごさ。
まあそれにしても本当にやばいくらいの真夏日和。あまりのことに耐えかねて、この2列車の間に思わずコンビニへ一時待避し、モナカアイスを分け合ったのも必然かと。

この辺りに陣を張ってから、1時間弱。ようやく本命登場。

HB-E300 系、リゾートビューふるさと。そもそも今回の旅はこれを下の広角構図で撮ろうというのが発端で、黒部その他は後付けだったりするとかしないとか。

その割に猛暑と睡眠不足でぐったりで、通過に気づいて慌てたのは秘密。しかも帰宅後確認したら、思いついた原因である写真の撮影地はもっと北だったらしいことが発覚したのも秘密。

ま、いっか。一応ここで撮りたい通りの構図にはなったし。夏らしい青空とはいかなかったが、もともとこの週末は曇りか雨ベースと予告されてたから、晴れてるだけでも助かった。暑いけど(しつこい)。

さてそろそろお昼が近い。食事処と避暑を求めて再び車で走り出した早々、踏切待ちの間に普通電車からお見送りされたのであった。

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