新し物は江戸の華 (10) 艶めく煉瓦

ちょっと久しぶりに使った、数字を合わせて開けるタイプの鍵。その数字が思い出せない。心当たりの数を入れてもすべて空振り。家じゅう探してようやく判明。購入時に決められた数字じゃないと開かないやつだった。なんか語呂合わせ考えるしかないな。
さて2月東京は2日めラスト。

この日最後の目的地は東京駅。

構内はずいぶんと綺麗になり、店も増え、電光掲示板はよりカラフルに。改札外に出たのは、当日の条件を踏まえてのことだった。

いつでもライトアップ実施中、夜の復原駅舎。ポイントは床。

前日に渋谷や押上から堪能した快晴ビューから一転、この日は概ね真っ白な曇り、からの雨。予報通りであるが、結果として夜の光は映えるわけでして。

下がれるだけ下がってみた。いったんは車道を渡り、この悪天候にもめげないウェディングフォト勢に混じって立ってみたが、車道沿いの柵を考えるとここまでがベターか。

水鏡ならぬ雨鏡。普段の倍以上輝いてていいね。駅前を石畳敷きにしたのも、あるいはこうなることを狙ってのものだったか。

ふぅ。屋根の下に戻って水滴を拭く。

冬の JR、かに推しがち。しかもよく読んだら北陸。落ち着いたところで改札内へ。

当家の転居とほぼ同時に「上野東京ライン」化された東海道線界隈。北行きホームに常磐線の表示が加わった。

発車案内もめちゃくちゃカラフルに。にしても常磐線の色分けがなんのこっちゃで、旦那さん(元常磐線ユーザー)の解説に頼る。青いのは取手以遠に行けるやつ、緑は行けないやつ。ポイントはグリーン車の有無。ふむふむ。

そこに特急も加わる、と。

そんな中、あらかじめ目星をつけておいた東海道線の車両が到着した。

E261 系。もちろん当家にとってははじめまして。

スーパービュー踊り子の後継列車、サフィール踊り子。20年春、E261 系への置き換えついでに列車名も変更された。

すべてグリーン車だが、号車によってグレードが少々異なるようだ。中間車にはサロンのような個室。

そして伊豆方の先頭車はプレミアムグリーンという設定になっている。

1列に2席のみと、在来線としては相当思い切った配置で、心おきなくリクライニングできるバックシェル付き。
朝にも下田ゆきが1本あるので、帰る前に観に来る予定。翌日を楽しみにしつつ、明らかに転居後増えた駅ナカのお店でうまい寿司をいただいて、この日の活動はお開きとなった。

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