神在月の陰陽路 (7) 余ある乗継

3連休最終日はほぼ終日雨。ということで買い物と家事に徹する。それにしても街行く人の格好がすっかり冬化したねぇ。上着とかマフラーとかショールとか。ま、11月ですし。
さて秋旅2日目、まだまだ移動は続く。

城崎で乗った各停の終点は浜坂。

山陰に入ってから概ねこのようなホーム上屋ばかりで麻痺ってきたが、よく考えると木造で残ってるわけで。

改札付近はローカル中規模駅の標準的な感じ。
でだ。我々が目指しているのは鳥取方面。「今度の発車」と現在時刻を観てもらえばおわかりかと思いますが、ここには空白の約50分が存在する。なんてこったい。でも乗り継ぎ的にこれしかなかったんだよ。

とりあえず外に出てみよう。

て、地味にものすごく開業古いし。城崎に匹敵する明治末期の日付が記されている。
調べておいた通り、駅前広場(?)の西側に1軒のお店があった。昔は駅ナカにあったらしい「米田茶店」で、かに寿司等を買って後程車内でいただいたのは既報の通り。

浜坂は温泉地でもあるそうで、東側には足湯らしきものも。おっいいねぇ…と思いきや、なんと木曜休業。運悪くこの日は木曜であった。

と、そんな残念な話はさておき。ひまなので構内に戻る。

ここまで乗ってきたキハ 47 は、播但色(豊岡色ともいうのか)とたらこのコンビ。折り返し快速として豊岡へ戻るようだ。

しばらくして、待望の鳥取ゆき登場。これも浜坂折り返しの運用。て、1両かい!

空いているうちにさっさと席を確保。同じキハでも、こちらはキハ 121。いかにも最近の車両らしく、車内環境は快適。

こうしてようやく浜坂を出発。早々に駅弁をたいらげる。
浜坂近辺までは一応兵庫県であったが、3駅も進むと鳥取県に突入する。それからしばらくするとやや乗客も増え、空席もほぼ埋まる形に。そうなる前に食事済んでてよかったわー。

県境によくある「民家が見当たらない」という風景に見えるが、実はそうでもない。10分もせずにこうなる。

大都会鳥取(山中との比較)。なわけで、まもなく終点の鳥取に到着いたします。

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