Review – Perfume : love the world / 2008.07.09

やっと出たよー! 2週間前に PV チェックしてからものすごい待った気がする。まあその頑張って撮ったものが初回盤には DVD でついてくるわけだが。これは上手い戦法だよねー。おかげでポリ初回が全然見当たらん。
ではでは、集中して楽しもうっと。

01. love the world
メインでループする音色の軽快さがすべてじゃない、と、念入りに聴いて思った。この伸びやかさとか優雅さは何なんだろうってずっと思ってたんだけど、後をひくリードとポイントで効くリバーブに加えて、しれっと各所にクラシカルな音色混ぜてあるせいかもしれん。ハープはともかく、かしゆか大サビのバイオリン(?)はインスト聴くまで気づかんかった。
シングルらしく明るくかわゆくキャッチー、なだけで終わってないのが、なんだか好印象。歌詞にしたって、基本前向きだけど不安はやっぱりあるもんね。

02. edge
とがり放題。完っ全にフロア仕様。特に最後の extended mix。いくら c/w とはいえ、一応アイドルに属しているであろう人のシングルに普通はこんな曲入れない。ほとんどケミブラ寸前。でも、GAME の後だと違和感ないんだよなー。それがぱふゅだもん、みたいな。むしろもっとやってください。
「死ぬわ」って聴こえてたとこが “see new world” だったのは妙に納得。新しい世界を観るには古い世界を捨てろということかもしれない。
しかし、こっちにタイアップつけるとはコーセーも通だな。fasio は前から愛用してます。はい。

総評:
歌詞の通り “good mood” なタイトル曲と、どこか冷めた c/w。見事にわかりやすい二極化。というか二面性。GAME が出る前に言われていたネクストステージってのはそういう意味なのかも、と今更思った。
あと、買った直後にブロス立ち読みしてんけど、おかげで「初回ジャケのポーズがたまたま『見ざる・言わざる・聞かざる』」と「”1234″ のカウントは最初っから中田さん自らやる気満々」を思い出してちょっと笑った。

それにつけても、2曲だけど各2バージョンで24分越え+DVD。これでソニーの DVD 付きより200円以上安いあたりに、徳間の企業努力を垣間見た。

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