Review – Perfume : レーザービーム/微かなカオリ / 2011.05.18

ここんとこのリリースラッシュ(うち的に)の本丸。を、ようやくきちんと CD で聴いた。なんせ最近 TV 露出がえらい連続してて、そっちの整頓だけですっかり聴いた気分になってしまい、これは一度あえてクールダウンしてからの方がよかろうと。なので、わざわざ寝かせてみた。あと気になるのはオリコン順位くらいだが、同じ週にジャニ系がいたら勝てるわけがないので2位は充分好成績だと思う。

01. レーザービーム
メインで使ってる音色懐かしいよね。というほど昔を知らないのだが(入ったのがポリより後)、このぽこぽこ音って要するにブレイク前の象徴くらいに思ってるので。しかもそれが歌ってる間もほぼずっと鳴ってる。
TV でやってない2番もおもしろかった。歌詞そのままに音が止まったりスローになったり。
それにしても、映像ありきの曲とインタビューで言ってた通り、踊ってる絵を観た後だとぱきぱきした動作が実によく似合うことを改めて実感。

02. 微かなカオリ
ピアノの存在感のせいか、ぱふゅ基準では驚くほどクラシカル。でもメロディのせつない感の醸し方(特に A メロ)はやっぱりいつもの感じ。そして全編貫く透き通る清涼感、それでいてほろ苦くもあり。これは確かにただの c/w にしておくのはもったいない。たまにこういうアイドル節全開な曲があるけど、他曲とのギャップが楽しいという意味でも良いものだ。

総評:
両 A 面のときの気合いの入れ方はやっぱり半端ないような気がする。音もビジュアルも、ものすごい勢いで対比つけてくるし。今回もまさに白黒はっきりした逸品。くせになる1枚がまた増えて嬉しいものだ。

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