Review – 浅倉大介 : Green Method / 2004.09.15

やっぱりそう長くは我慢できるもんじゃないですね、リリース済タイトルの入手って。どうも巷の評判がかなりよさげなので、昼日中に思わず新星堂へ駆け込んでしまいました。
ちなみに今日現在(9.15付)の新星堂チャートでも、きてます。総合35位、J-POP 19位、そしてインディーズ1位! おめでとう! ってむしろ嬉しいのはファンの方ですか。

ブックレット内側の写真、黒ジャケ着てる時の表情がことごとく「別世界を観てる」風で、それを着てない表紙と最後がリラックスモードって感じがします。
では、わたしも耳から別世界への旅に出るとしましょう。

1. The forbidden fruit -kindan no mi-
全体的に、あまり頻繁に使わないタイプの楽器の音がしますね。ひずみ入ったオルガンとか、民族楽器系のタムとか。
あ、ちょっと CAROL っぽくなってきた。終盤は組曲に混ざってても違和感ないかも。

2. Personal Safety
出だしでいきなり KissDes が頭をよぎりました…。あれも麻美の是非はともかくとして、曲としては時々面白いものがあったんですよね。
サビに辛うじて顔を出すメジャーコード展開は「ああ、大ちゃんだなー」って思うんですが、多分これ意識的にダークサイドに寄せて作ってますね。そういう意味では、Iceman に少し印象が近いです(あんまり持ってないけど)。

3. Quantum Mechanics Rainbow IV
やっぱりこれまでの楽章と相当印象が違います。そして、これまたタムっぽい音が登場。ホイッスルまで入ってるし。
何か舞踏系のステージにかけてみたいです。リバーダンスみたいなやつ。どうでしょう。

4. Trick Scan -chloroplast ver.-
オリジナルであるところのパニックメーカーは持ってなくて、何処かのサイトでジャケ観ただけです。そのジャケの宇宙人の顔が浮かんでしまって消えません…。
で、ここまで聴くと、今回全体的にトライバル系を混ぜてあるんだろうという予測はつくんですが、ひょっとしてこの曲が契機だったりしませんか。
しかしこれ、黙って流したら大ちゃんとは気づかれないかも。個人的には結構好きです。

5. Jade of sorrow
うってかわって大ちゃん節全開。あー、いいですねー。この流れで聴くとむしろ新鮮に感じます。
10分もある曲ですが、わたしは意外とそんなに長ったらしくは感じませんでした。
でもボーカルノイズ、自分の声じゃないんだからそこまでかけまくらなくてもいいのに、とはちょっと思ったり。チャートを気にせず(新星堂チャートを気にしてるのはわたしたちの勝手ですから)作れるから遊んでるのかもしれませんが。

6. étude on G-String
G コードをモチーフにして、こうも不安定な空気の曲になるとは…。面白いなぁ。QMR 組曲もそうですけど、全部通して一気に聴いてみるのもありですね。

7. Paranoia Method
多分音の系統的には TM の SCREEN(ていうか最新アルバム)と殆ど変わらないんだけど、こっちの方が楽しいのは作り込みの差か、それとも場面転換の派手さのせいか。Jade もそうですけど、一瞬終わるかと見せかけて全然違うモチーフが出てくるパターン、最近好きなんですかね。
ボーカルに賛否両論あるっぽいですが、わたし的にはこれはこれで悪くないかと。

8. The Garden of Eden -Adam and Eve-
締めは更にトライバル色出しまくり…かと思いきや、巻き戻し効果で現代に連れ帰られたってところでしょうか。手の中のオルゴールに周囲の音が吸い込まれて消える、みたいな絵が見えました。

総評:
いやー、これ面白いですよ。すっごい濃い緑でした。これを実質1ヶ月足らずで作ったかと思うと…。ビバ大ちゃん。楽しかったからもっかい聴いちゃおうっと。
アルバムごとの評価が右肩上がりでぐんぐん来てるので、あと3枚もかなり楽しみです。

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