冬は安芸路を駆け巡る (1) 鳥居と円な瞳

京阪神(阪は実質ないな)の写真が予想以上に多く、ピックアップにお時間がかかっております。だからといって出来が素晴らしいかどうかはまた別のお話。特に序盤。
さてと。冬には冬らしい話題をと北海道ネタを前倒しした影響で、かなーりの時差になってしまった昨年末の広島のお話がようやくスタートですよ。まぁあんまり季節感ないから大丈夫かと。唯一時期をはずせないトナカイはもう出しちゃったし。

のぞみで広島駅に降り立った我々を出迎えたのは、この時もやっぱり魚介類だった。

こういうものに目が行きやすい人なんすよ。えぇ。

と、そんなふくはさておき。在来に乗り換えて向かった先は、わたしにとっては初の場所。

だがこの宮島口で降りるのを待っていたかのように、無情の雨。とりあえず昼食の店に駆け込み、その後どうにかコンビニを見つけて傘を仕入れて、さあ行こうか。

そりゃここまで来た理由はただひとつ、宮島に行くため。「大鳥居に最接近!!」という猛アピールに釣られ、往路は JR の船を利用することにした。

船だけど JR マークがついている、ある意味貴重な乗り物。に、早速乗り込む。

うーん、鳥居撮るなら一眼出すべきだよねー。と機材変更したところで、出航の汽笛。

乗り場もなんとなく神社風味。遅れ気味の紅葉が、曇り空のさえない景色に色をつけてくれた。
本土から宮島は思っていた以上に近く、ものの5分で鳥居が射程圏内に入ってきた。船客ほとんどもれなく撮影タイム。

多分このへんが最接近ポイント。鳥居と神社を両方綺麗に観られるチャンスは実質ここだけなので、しっかり目とメモリーカードに焼き付けておく。

はい到着ー。ということで宮島上陸。そこで我々を出迎えたのは、人間だけではなかった。

しか。そこらじゅうやたらと、しか。もう当たり前のように街に溶け込んでいる。なんだこの距離の近さは。

レンズはやはり警戒されやすいが、たまにバッチリカメラ目線なことも。

しかも(駄洒落じゃないよ)彼らは別に神社が飼ってるとかでは全くなく、もとから野生らしい。人間との共存にはまだ課題もあるようだが、うまくやってほしいものだ。
そう、宮島といったらやはりあそこへ行かねばなるまい。そちらへ向かってまっすぐ歩を進める。

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