大和は国のふるさと (5) 神秘に驚嘆す

来週発売の品物(いまんとこ「お布施」可能な最終品)の「入庫が遅延」という知らせが来ていた。はて、自社生産で完全予約限定のはずだが、いったい何が遅れたのやら。もしや後出しで発表された予約特典のせいか。ともかく受け取れればいいのです。
さて引き続き4月の明日香村から。

さらに東へ行く途中、通りかかった石碑に思わず足が止まった。

あらこんなところに聖徳太子さん。学校で習うレベルの著名ワードが頻繁に出てくるのは、当地ならではの醍醐味か。

こちらがその橘寺。有料で拝観も可能だったが、今回はちゃりと共通券でそれなりにお布施(?)済なので、外観を拝見するにとどめておいた。

その共通券が使える次のスポットをめざす。

ところどころに、コピペかと言いたくなるくらい統一感のある住宅地。

銀行などの施設もまた空気の読みっぷりがすごい。
あとでわかったことだが、明日香村全体で景観保護のための規制がかなりきっちりしているらしい。新築であればあるほど気を遣うことだろう。観る分には楽しいが、住むのは楽じゃないか。

南東へ道なりにしばらく行くと、これまた誰でも知ってる有名遺跡。近くの駐輪場にちゃりを置いて向かう。ちなみに、今回行った主要スポットは見事に駐輪場完備。レンタサイクル推奨のために、各所がんばって整備したのだろう。

美しく衣をまとった木々の間に、ちらっと見えてますね。アレ。

石舞台古墳である。受付にて共通券を提示し、団体さん向けの解説を横から拝借、うなずきながら実物へ。

図版で形状だけは見知っていても、いざ本物の前に立つとまあでかい。よくぞこれだけの大物を積み重ねたものだ。石の配置の妙で、これもなんとなく亀っぽく見えるのは偶然か意図したものか。

南側へ回ると、この石組みの中に入ることもできる。

暖かい陽射しをものともせぬ涼しい空間は、思ってたよりもさらに天井が高い。

現在はこのように壁の下半が土に埋まった状態だが、本来は屋根部分も含めてすべてが地中にあったという。

それを踏まえて外周から観る。積まれた土の中央部、弧を描くように空中に点々を置けば、当時の姿が見えてくるような気がした。

この時点で共通券の元は取ったように感じつつ、残るひとつの対象施設へ向かう。

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