香り立つ森に抱かれて (3) 歩く菜園

また会社の人が増えた。のは歓迎なんだけど、それに伴って密かに問題となってるのが傘立て。自分も含め今年の人員増加が著しく、加えて誰のものとも知れぬビニール置き傘がわんさか。誰か整頓してくれんかなぁ(他力本願)。
まあそれはさておき、本日も秋の神戸布引から。

ハーブ園の名に違わず、中間駅へと向かう道沿いにはいろんなハーブ類が植えられている。

早速オレガノ登場。名前は知ってるけど用法がいまいちわからん。なお後で調べたら、乾燥させてトマトやチーズに合う香辛料として使うのが鉄板っぽい。なるほど。

しばらく行くと完全に「お料理用ハーブ大集合」状態のエリアへ。例えばお魚に合うフェンネル。

イタリアンで大変馴染みのあるバジル。特に料理エリアはこのようにバッチリ使い方まで解説したものが多く、葉っぱだけ観てもわからん我々のような門外漢でも楽しみながら回ることができる。

その先にはもっとわかりやすいコーナーがあった。季節に合わせて家庭菜園にぴったりの作物を集めてある一角。

名前を忘れてしまったが、かぼちゃ的な何か。この時点でハロウィンへの備えか。

1つだけ綿花が開いていた。触ってみると確かにコットンの手触り(当たり前)。とっても身近な綿だけど、実際に収穫前の状態を観たのはこれが初めてかもしれない。

ご家庭向けの提案という意味合いなので、やっぱり食べられそうなモノ多め。

辛い料理がはかどりそうな唐辛子の皆さん。葉っぱとのコントラストが鮮やかで、そういう意味では目にも楽しい。

えっ、オクラって逆さに実がなるのか! 今回のちょっとした発見。特に夏の食材としては大変お世話になっておりまして、でも店に並んでいる以外では観る機会もなく。なるほどねぇ。

菜園コーナーを回り込むように、道はヘアピンカーブを描いて下る。勢いよく育った余り、下の斜面まではみ出して大きくなった長い長い実が、我々と同じように歩く人々を見守る。

と、そんな感じでいろんな植物を観ながらの散歩。

あれもこれも丁寧に面倒をみてもらっているのだろう、よく育ってますな。

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