珈琲と甘味は昭和の香り

彼岸も過ぎたことやし、そろそろ台風シーズンかと思いきや、直近で北上してるものは関西に寄らずに済みそうな気配。ひとまずありがたいけど、しばらくは断続的に発生しては接近を繰り返すことも多かろうと。休みの日に降らなきゃよしとしよう。
さて今回は先週の飛び石連休、お手軽モードなネタ収集のお話。

旦那さんのカメラテスト(動画方面の実験)を兼ねてミナミへ。本題をひとしきり終えたところで、千日前へと足を運んだ。

「純喫茶アメリカン」さん。関西ではたいへん著名な老舗店で、グルメ本や雑誌にもたびたび登場。当家の蔵書でもバッチリ紹介されており、うすうす気になっていたことから、早めの昼食がわりに訪問決定。

店先の照明看板も非常にいい味を出しておられる。
なお当日は木曜でありまして、同店は木曜不定休ながらこの日はオープンしていた。祝日だからか。

食べ物に言及する前にインテリアの話をしたくなるのも、お店の特徴のひとつ。

高度成長期に建てられた現店舗、あふれるミッドセンチュリー感がとてもいい。

最近のカフェではめっきり観なくなったタイプの、低めテーブルにボックス席ソファ。間接照明を仕込んだ天井も味わい深い。

手前に見切れてる木の壁もこだわりがすごい。

地味なとこだけど、壁の腰から下もふんだんに石材が用いられ、質感や模様の違いが活かされている。

冷たいドリンクに添えられるコースターは、メニューの表紙とおそろい柄。

と、空間を眺めているだけであっという間に時が過ぎる中、注文の品が運ばれてくるのはめっちゃ早い。

ホットコーヒー、しっかり味でおいしいそうです。自分がアイスティーにしたのは、情けない話で恐縮だがちょっと口の中を怪我してたもんで(やっと治ってきたとこ)。

そして最大のお目当てがこちら、プリンサンデー。読んだ本ではもっとフルーツ盛り盛りのプリンファッションが紹介されていたが、プリン自体が目的なので、トータルサイズ控えめのこちらをチョイス。
形はしっかりしつつも食べるとやわらかい、絶妙バランスのプリン。の両脇を、チョコがけたっぷり生クリームと、シャリっと感あるバニラアイスががっちり固める。みかんは箸休め。瓶詰め必須のふわとろプリンもあれはあれでうまいけど、当家2人とも昭和生まれなもんで、なんだかんだで昭和スタイルのプリンの方がしっくり来る感ありますわ。

こうして、懐かしの味と雰囲気を存分に楽しんだのち、難波の地下街で軽くショッピングして帰った。

食後に経由した道頓堀はだいぶ空いていた。もちろん単発祝日ゆえの出かけ控えもあろうけど、それでもお構いなしに人が押し寄せていた頃を思えば程遠い状況。ま、ただ歩くのも難儀するような混雑より、ぶっちゃけこのくらいの方が店も快適やし楽なんすけどね。あくまで客としては。お店の皆様おつかれさまです。

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