山の手パノラマビューイング (2) 雲海からの接近

常駐2日目にして早くも「普通の作業」バリバリ全開。むしろ手を動かすための助っ人外国人みたいなもんなんで、作業割り振り上等っす。しかしやること自体は在宅時と変わらんが、生まれて初めての Win10 環境はやっぱ慣れん。
では引き続き9月初旬のわんほー鑑賞会から。

アプローチ中に最接近しても、さすがに機体までの距離はかなりある。400mm 程度ではとても届かない。それならそれで、この画角でできることを考える。

この夏は、意外と「夏らしい景色」に事欠くことも多かった。季節も終盤にさしかかり、ここに来てようやく夏気分を感じさせる雲に出会ったような気がする。

そんな空を背負って飛ぶちびっこエコボン。あ、ちなみに15分差で2本来たのを混ぜてます。ほんと伊丹にいるとエコボンすぐ来るわー。

遥か遠くには PL の塔まで見える好条件。手前には明らかに頭ひとつふたつ抜けたハルカスも。

さらに追っていけば背景は梅田のビル群になる。いつもなら左手に見えるであろう景色が右前方に現れるのは、乗客にとっても新鮮なのでは。

あいにく阪神間は厚い雲に覆われ、我々が立つ公園の上にも不穏な気配。ずっと奥の上空だけがいい天気。

それでも、よく行く定番撮影地とは異なる視点が楽しくて、次々に来る着陸機をなんとか地上の風景と絡めようと苦心する。大阪湾の紅白キリンさんや舞洲のアレも見えるね。

かろうじて陽が当たっている、真っ赤な港大橋も目をひく構造物のひとつ。

時折、雲の加減次第では街に光が当たって浮かび上がり、景色に立体感が増すこともあった。

このようなまだら雲では、空港本体にもなかなか陽当たりが来ない。

そんな中、羽田行きの ANA はそろそろ予定通りのご出発。

大阪の中心部めざしてまっすぐに飛び立つと、ほどなくして素早く左へターンを決めた。

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