ちいさな駅の古今東西 (1)
11 Jun 2009
どうも落ち着かない。…もしかして、撮らないと調子が悪くなる? なんやそれ。重症やな。仕方がないので解消しに行こう。こないだ近くに立ち寄ってからずっと気になっていた、かつての住処の方へ。
甲子園口。摂津本山同様、地味だけど歴史を感じる駅。
これはわざと判りづらい角度から撮ったけど、ちょっと左を観れば劇的変化は明らかだった。長らくバリアフリーから果てしなく遠いところにいたこの駅に、とうとうエレベーターがついた。ついでにホームも移動した。
それをずっと車内から観るばかりで、一度も降りる機会がなかった。だからわざわざ観に来たという次第。
南口に迂回して、入場券で早速中へ。
おおお。通路のどてっ腹に風穴が。ここが全部壁だったのに。まるで別の駅のようだ。以前と変わらないのは、2番線の存在感がやたらと薄いことくらい。
では、新しい東側の階段を昇ってみよう。
明るいなぁ。壁と天井の継ぎ目を斜めに繋ぐと、照明の届かない部分が大幅に減ることは知っていたが、これは実に顕著な効果。
ここだけ観るとバリアフリーの欠片もないが、この階段の右側に1番線へのエレベーターがある。
上がったのは1番線。いかにも最近の西っぽい屋根。さくら夙川や甲南山手との違いは「広い」ことくらい。だから電光掲示も幅広バージョンが使えたのか。
大阪方の端っこに行ってみた。雨なので屋根の外には出たくない(カメラが濡れるから)が、晴れてれば1〜2名様限定で下り列車が撮れそう。
それより、そこの数字が気になる。12両編成停める気か。まさか快速停車駅に昇格…はないな。隣も快速停まるし。きっと95年の「新快速住吉ゆき」みたいな非常事態に備えたんだろう。ということにしておく。
続いてホーム中央付近へ。エレベーターの前に立つとこんな感じで、以前は絶対観れなかった階段の後ろ姿が。
なんかもうプレハブのような屋根と壁だが、そこを安っぽいと叩くより、昇降経路が増えたことを前向きに評価すべきか。
絶対に近づけない通過線を、はくとが突っ切って行った。
従来からあるホームの乗車目印も書き換えられた。というか、古い方にシール貼って隣に新しく書いた状態。貼り方がぞんざいだというツッコミはしないでおこう。
「6」だった付近が「2」だから、約4両分東にずらしたことになる。従来は8両まで許容範囲だったんで、さっきの「12」とも辻褄が合うね。
とまあ、派手に生まれ変わったホーム。でも、変わらない部分もちゃんと残っていた。その話は次回。
Comments
こんばんは。甲子園口ですね。
新快速に乗っているときになるのが….
北口のコープが取り壊されているのと、
武庫川堤防近くの旧川西航空機への引き込み線あたりを工事していることでしょうか?
国鉄時代のの普通電車、結構甲子園口止まりがありました。
こんばんはです。梅雨っぽかったのはこの日だけのようで…
北のコープは建て直すらしいですが、南にある方は閉店予定が
あるとかないとか。最近コープは何かと苦労してる印象です。
堤防付近のあれ、何でしょうね? そんなに土地が広いようには
見えないので、駅と関係あるのか判らなくて余計気になります。
当駅折り返しの各停、95年には既に早朝の1本だけだった
記憶があります。通勤時間帯に連発したら超便利そうですけど、
今のダイヤではそれも難しいのかもしれません^_^;
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