地上の鳥と冬に咲く花 (1) 象徴は誘うよ

今週も何かと色々やることありそうだ。3連休ですっとぼけた頭を懸命に回しております。
さて、今回のお話は先月中旬、半ば勢いで行ってきた鹿児島初上陸のまとめを。

旅は、普段の撮影では入れない、ある種の特等席から始まった。

朝日を浴びているのは、予約時の通知とは異なる A300。そのつややかさに目を奪われながら、すぐそこで買った「空パン」と「4発太巻き」で朝ごはん。

食後はじっとしていられず、ついつい散策。すると B738 とモノレール2本(しかも特別塗装&花電車というネタコンビ)との共演が観られたり、

うっすら富士山を従えて待機中の MD が観られたりしたのであった。

そんなことをやっていたもんだから、瞬く間に搭乗時間となり、機上の人に。かろうじて桜島を望みつつ、到着した鹿児島空港はあいにくの雨。だばだば降られながら、リムジンバスで中央駅に移動した。
コインロッカーにでかい荷物をつっこんだところで、まず目に入ってきたのはやはり九州新幹線絡みの掲示。

あいぽんを持っていたらおもしろいものが観れたようだ。

博多で見かけた西郷どーんがここにも。

「つばめ・おれんじ ぐるりんきっぷ」を手に、早速新幹線口へ向かう。

新幹線のりばと書かれた旗には、あのマーク。これが今回の主役といってもいい。

改札を入ると、なんだか立派な絵が飾られていた。

その脇を通って先に進むと、開業時に作られたと思われる垂れ幕が待合室の傍らに。乗車前から既に、どこを観ても和風モチーフのこだわりが漂っている。

ホームに上がったら、つばめは既にそこで待ち構えていた。

はじめまして。ていうか、新旧通してつばめ自体はじめまして。の、U8 編成。ぷくっとした目のチャームポイントっぷりが半端ない。

ちょうどホームドアの支柱を避けるように、つばめの航跡がカーブしているのも、新型の特徴。

そして燦然と輝く金の鳥と筆文字。
このために急遽九州南端まで飛ぶことを決めたのだ。11月に入り、ニュース記事で見かけた「全線開通前につばめロゴ消滅」の一報。あぁ間に合わない、と頭を抱えかけたわたしの横で旦那さんが、今なら間に合う、と。ほどなくして航空券と宿のパックが予約されていたわけで。

では、存分に味わってまいりましょうか。

Like
Share

公開から30日以上経過した記事のコメントは締め切っております。あしからず。