たまに吹く藍色の風
7 Aug 2011
土曜は珍しくソロ活動。今日は揃って軽く撮影。そんな今週のまとめはまた今度として、NRT の話。でもここでちょっと休憩。いや、「成田」ではあるのだが。
せっかくはるばる来たので鉄分も欲しいよね、となるのは仕様です。ということで移動。へー。またシンプルというかソリッドというか、ものすごく唐突に登場した感を妙に受ける。そんな駅舎。実際1年ちょい前まではなかったわけやし。
成田湯川。印旛日本医大と空港の間に降ってわいたような形やね。10年前くらいに流行った様式の一戸建て群なども近隣で見かけたけど、ニュータウンの皆様はこれで多少便利になったのではないかと。多少ね。なんせ、停車本数が1時間あたり最大2本。遠くから空港に来る人向けの路線とはいえ、この割り切られっぷりは豪快。
で、狙いは言うまでもなくアレなのだが、到着早々残念な結果に。というのも。
奥の信号柱が絶妙に邪魔な位置にございまして。しくしく。旦那さんも不本意っぽい感じだったので、とりあえず狙いを上り線に切り替える。
空港側は単線。アクセス特急(追加料金のない方)の多くはここで待避。その隙に通過、が基本セオリーらしい。ホームの端まで下がれば、広角で行け…って入らないや。やむを得ん、最終手段を使おう。えいっ。
なんかこういう「斜めにして長さを強調」な撮り方って、新幹線でさんざんやったなぁ。ちょっと懐かしい感覚。通過速度も私鉄にしちゃ速いし、先端がとんがってるデザインを活かそうとすると、西のうなぎと似た方法をとるのが一番いいのかもしれん。
上り列車を無事確保したところで、また下り狙いに移動。若干の小雨のため待合室に入ったりしつつ、立ち位置を再検討しようとふらりと歩いていたら、なんと待避なしの上り通過。うげ。改めて時刻表をあたったところ、確かに1本あった。抜かった…。
ま、行ってしまったものは仕方ない。最初の失敗例を参考に場所を決める。
するとそこへ別の青いもの登場。言われてみれば京急線内で京成や北総を観る機会は多いわけで、逆があっても不思議はない。
とはいえ基本はやっぱりこちらで。赤と青が並んで飛ぶ。両方の会社を立てたのかなと邪推。
どうやら次の下りも待避はないようだ。信号が切り替わるのを確認して構える。
ふぅ。きわどいところだがなんとか後ろを切らさずに済んだ。よかったよかった。ただ、細かいことを言うとフロントの映り込みがだいぶ残念なので、一番ほどよいのは 50mm 前後かもしれん。
こうして、初乗車時はまともに編成撮りできなかった新型 AE をやっと撮ることができた。途中で昼食をとりつつ、また空港方面へ引き返す。
公開から30日以上経過した記事のコメントは締め切っております。あしからず。