近い未来のユートピア (1) 闇と光芒

ここからは7月上旬の東京のまとめ。まだ疲れが残っているので軽めの話から。
実を言うと、くま会より前に上京予定は決めていた。そこへ偶然かぶってくれたので、ある意味交通費が省けてよかったかもしれない。

宿にチェックインしてしばらくは体力が途切れていたが、そろそろ夕食をとらねば。ふらりと都内へ繰り出した。
といっても有楽町なんで、定宿と化した新橋の隣駅なわけだが。

記憶が甦る。前々回のくま会の後もここへ来た。それで全く同じこの位置から高架を見上げて、ここで W を撮ったらどうだろうとシミュレーションしていたら携帯に着信があって。結局この構図で撮ることはなかったので、白いのしか来なくても撮ってみようかなと。

しばし待つ。しかし、意外なほど来ない。土曜夜だからか。通過音は在来のものばかり。新幹線より先に来たのは、残念ながら水滴だった。…って、雨か!

微量の小雨とはいえ、借りたままのお魚さんを濡らすわけにはいかない。やむなく屋根下に避難。まぁ、有楽町ならまた来れるだろう。いずれ夜流しの特訓をしたいところ。
あぁ、じゃ、流すか。
ホームに上がると、レンズをつけかえる暇もなく通りかかった東海道線。

211系ってあとどのくらい残るのかな。東海道の車両置き換えは意外なくらい進んでいない印象がある。

結局、すぐ新橋に戻った。どのみち時間はそんなになかったので、それで正解だったかと。

ホームには E 幹の未来を告げる帯が。実車にお目にかかったら、印象はまた変わるのかなと思いながら眺めた。既にこの時点で仙台行きは決まっていたし。

ひまつぶしの手段を考えながら、ふと思う。苦手な流し系の練習は、目の前にどんどん来る車両を使ってもできるよね。短い間でもやろう。

そんなノリでやってるからか、どうも微妙な感じ。一番クリアなのが台車っていったい…。もうちょっと頑張ろうと思ったら、山手内回りが抑止だか遅延だか。ありゃ。

仕方ないので人越しに無理矢理やってみる。

京浜東北でもやってみる。うーん、やっぱり普通の流しをもっと頑張ってからじゃないと無謀か。

おっと、時間だ。観ての通り習作程度の出来にしかならなかったこともあり、さっさと撮影を諦めて改札に向かった。

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