Report – Daisuke Asakura Live Re-collection / 2006.10.08
10 Oct 2006
遅くなりましたー。月曜にやっと帰宅して、それから判らなかった3曲前後をやっと確定してから書いたので、だいぶ時間かかってますが。でも、いろんなことがまだ頭や目や耳や手足に残っている気がします。当分これで持ちそうです。
しかし、できることならやっぱりクラブイベにも行きたかったです…。くまのことを考えると当然不参加なんですが、あんな曲やあんな曲をやったと聴いた時のがっくりといったら。うぅ。しくしく。ま、今の立場ではひとつ参加できるだけで御の字ですね、はい。
というわけで、リコレ東京初日、大ちゃん歴が長いんだか短いんだかよく判らないひと視点でお届けします。
さっさと読みたい人用もくじ
Prologue | Chapter 1 | Chapter 2 | Encore | Epilogue
Prologue
実家の全面協力(くま預かってもらう+実家最寄り駅まで車送迎)を得て、17時過ぎ、想定より遥かにスムーズに台場着。余談ですが、青海エリアでも台場って言いたくなるのはわたしだけですか。
東京初日なので、きっと仕切りが悪いだろうなという予想はしてました。しかし、クラブイベも控えているのでいくらなんでもそう激しく入場が遅れることはないだろうと。
甘かったです。やっぱりあのイベンターは常に仕切りが悪いみたいです。ついでに拡声器持ってた人の態度もいまいち悪かったのは気のせいですか。着いた時点ではまだ入場始まってなく、しばらくしてようやく番号コール開始。どうせ500番台後半なので、まったり待ちましたが。
入ってすぐ、一瞬迷いましたがとりあえず1階へ。すると、目の前の PA 卓横、最前の手すり付近にまだ余裕が。そこに立ってみると、過去の大ちゃんライブ(すべて2階以上)では経験したことのないステージの近さと、それでいて一段高い故の見通しの良さ。あれ、ここいいじゃん! しかも PA 横って音には定評あるしー。
念のため2階偵察。まだ全然座れます。あー、でも今回は1階にしてみましょう。どうせほとんど椅子使わないし。
ついでにグッズを捕獲。ルミカブレス売り切れは無念でしたが、パンフ・バッグ・ストラップを確保。
さらについでにお花をチェック。左から GTmusic(d コレとかで世話になりましたね)、ヒロ、avex アーティストアカデミー(これは後で納得)、DMBB、NACK 5、テレビ東京ミュージックのえらい人(藍ちゃんつながりか)、パチパチ。
最後にドリンクを引き換えて、あとは開演を待ちます。
Chapter 1
お花をメモった時点で17時半過ぎてたので、始まったのは40分か45分頃だった気がします。
*SE. LANDING TIMEMACHINE
最初がこれってのは、やはり初心に返るという意味合いでしょうか。当時は TM の派生物的扱いをされていた1枚(まぁ実際大半はカバーなわけで)ですが、それから15年。ふーむ。なんだか感慨深いものが。
♪01. SIREN’S MELODY
歌うまで何の曲かわかんなかったんですけどー! ていうか、今回そういう曲が多数。原曲と比べると断然音がぶあつくなってます。シンセ重ねてるのもあるだろうけど、ツインギターってのが一番大きいかも。
*MC.
みんなの日頃の行いがいいから秋晴れとか、鈴鹿とか、今日は秋祭りとか、いろいろあったんですが、ここでは「ユーたち歌っちゃいなよ」&「ユーたち踊っちゃいなよ」が全部持っていった気がします。何そんな台詞をさらっと言ってるんですかこの方はー。うはは。
♪02. SQUALL
d コレ収録曲がそのまま来るとはちょっと意外。でもやっぱり全然アレンジが違うものになってます。これは比較的歌詞覚えてるんで、空を指さしつつ大ちゃんの言いつけ通り歌いましたよ(勿論声抜きで)。
♪03. マーマレード・サンデイ
収録曲その2。オナペッツは超手薄なので、判る曲で助かりました。大ちゃんからも誰の曲かというヒントが出ましたよ。両手を外へ反らしておすましポーズと、ながーい頭。しかし、サビ歌いながら腰に片手をあてて左右にスイングって振りが違和感なくできる3x歳…負けました…むしろ最初から勝ててない気が。
♪04. Wish Matrix
A メロが加工されまくってたので、大ちゃんの歌が入った B メロで初めてこの曲と気づきました。そのくらい変わりすぎ。あーでもやっぱりサビが素敵すぎます。今年やっと入手したビデオで散々観た神々しいあのパートを、生で観れる日が来ようとは〜。
今回の機材の中では一番新しいやつだと思われるシンセが、このあたりから大活躍。かなり主張のある音というか、とんがった感じのクールな音な気がします。
♪05. 鏡の中の迷路
白状します。未だに D-Trick の曲名が一致しません。必死にメモったこの曲の特徴が「さびコード シーメデといっしょ」(原文ママ)…すいませんすいません。でもね、これも変わりすぎで全然別ものなんですよー。
♪06. まっかな秋 〜 Smile Energy
どう観ても暑そうな黒ジャケットを脱ぎかけて、客席の反応を観てまた着ちゃう大ちゃん。客席「え〜」。まぁ結局脱いだんですけど。
ここはほぼピアノ1本で。
♪07. Kitty Day
実は次曲と記憶がごっちゃになっていたのは秘密です。ヒナは本当探してもなかなか出て来ないんで、ほとんど未聴なんですよ…。ただ、コーラスの女の子(これが誰かは後で判明)がずっとメインパートを歌ってました。なるほどね。
♪08. Bridge Of Harmony
というわけで前曲と(略)。あ、でもサビ(?)聴いた段階でこれも D-Trick だってことだけは判りました。うーん、初期曲持ってるくせにフォローが手薄もいいとこなんですよねぇ。精進します。
♪09. mercy-snow
ギターが前面に出まくりとはいえ、あの特徴的なイントロフレーズはほぼそのままで、原アレンジ保持率はここまでで最高だったのではないかと。しかーし。サビの歌詞がまったく違うんですけどー。もしや、これが噂に聴くオリジナルバージョン!? ちょっと得した気分です。
♪10. winter mute
これもだいたいオリジナルと大きな変化はなし。が。速弾き炸裂で観ていてめっちゃ楽しかったです。大ちゃんも勿論、ハモンドをはじめとして全方位弾きまくりなんですけど、ドラムさん…よくあの速度で…。しかし、それが序の口にすぎなかったことは後半で判明。
*Interlude: 神曲-La Divina Commedia- [Instrumental]
と、綺麗にまとまったところで前半終了。さざなみのように座る椅子席の皆様がそう教えてくれました。えーと、皆様慣れてます。やっぱり全通がデフォですかそうですか。
背後のスクリーンには水の風景。時折大ちゃんの姿や鍵盤がオーバーラップしつつ、泡や水面の揺らぎが会場を青く染めます。そして BGM。これ、Virus 2004でしか知らないんですが、ほぼあれで原曲だったんですねぇ。結構好きです。やっぱり買っておかないとなぁ。
Chapter 2
えぇ、ここからがえらいこっちゃでした。
♪11. SEQUENCE MEDITATION 〜超電導思考回路 第一楽章 覚醒
虹と並ぶ組曲きましたねー。大幅なリアレンジはありませんでしたが、じっくりシンセに向かう大ちゃんの紡ぐ音と、特徴的なフレーズがとことん心地良いです。
♪12. 笑顔の予感
d コレ収録曲その3。でも大ちゃんが歌うと全然印象が違う…というわけでもなく、アレンジは大幅変更とはいえ可愛い雰囲気が健在だったのは、メインメロディが女声だったからかもしれません。フロントにいるのにコーラス部分を歌う人も珍しいですよ。
♪13. DECADE & XXX
いきなりそこから入りますかー! access 的にも多摩兼業さん的にも、両方美味しいナイス選曲を大変更アレンジで。ミラーボール輝く中、客席の手の揃いっぷりが見事です。が、「君は間違いじゃない 君だけのわけじゃない」って歌詞がやけに身にしみる昨今。
♪14. LOVE & JOY
前曲からのほのぼの空気だけそのままに、BPM 大加速! この曲って半分以上は跳んでるということに気がつきました。たーのーしー。しかし、これはほんの序の口に過ぎなかった…。
♪15. Strike Back of PSYCO
うわぁぁぁ一番聴きたかった曲きちゃったよー! えぇ、もうイントロ1秒で頭まっしろですよ。めっちゃ本気で頭振りましたよ。でも、あえてクールにしてみせる大ちゃんの視線はちゃんと覚えてます。しかし。しかしですよ。
♪16. Shining Collection
ぎゃー! 連続でこれかよ! もう逝ってもいいですかと。
それにしてもここ2曲、若干アレンジが厚くなったとはいえ、かなりオリジナルに近いアレンジのため、イントロ出た瞬間のどよめきというか悲鳴というかあの空気。大ちゃんソロと Iceman のファンがいかにかぶっているか判った気がします。
♪17. Puppet Master
ひえー最後にとどめ来ちゃったよー!! しかも、ここまでさんざっぱら暴れまくっているというのにまだ煽る大ちゃん。こうなったら皆でどこまでも果てしなく跳んでやろうじゃないですかー!
…いやー、まじでこの4連チャンは死ぬかと思いました。でもなんでしょうこの爽快感は。
Encore
たいがい余談ですが、序盤でボールペンの蓋がふっとんだんですよ。なんとか拾えてよかったです。
*MC.
秋祭りのつもりが夏祭りになっちゃった、と。そうですねー。さっきの4曲でどれだけ汗かいたことやら。でもだからといって「リメイクライブってメイクラブに聴こえるよね」とか言ってそのネタでひっぱりますか。まぁ、大ちゃんの音とメ(略)ってことなら確かに近いものがあるかもしれませんね、はい。
案の定、終わったばかりの鈴鹿の話題もちらりと。決勝からまだ数時間後なので、録画組さんのためにネタバレはなし。「マニアの人」って聴かれて思わず手を挙げちゃいましたが、毎回観てる程度ではまだ甘いですか。しかし「あの瞬間は鳥肌」…うえーんシューマッハがー。
話に夢中になるあまりタメ口になって「タメだもんね?」と確認を求める一幕も。いや、実際そのタフさはタメ以下ですよ大ちゃん!
あとはロイヤルオーダーの宣伝(赤バージョン着てました)、客から話振られたハロウィン(まだ彫ってもいない)、チンパンニュースチャンネル(帰って風呂で「ごもっとも」)、グッズのタオルを手にして「野球やる人とか」といいつつ某王子よろしく拭いてみる、などなど。
そうそう、パンフの説明もありました。水中の泡=15年で作った500曲。その泡で皆を包めたらいいな、と。まだ全部の泡を捕まえるには遠い状態ですが、がんばりますよー!
♪18. Eyes Bright
うわ、完璧知らない曲きたー…と思って歌詞だけメモっておきました。これも Iceman だったんですね。約20曲中4曲。この比率は、大ちゃんの思い入れの分なのかな? クールな曲が目立つ中、こういうほっとするようなナンバーもあったわけで。早く買わないとなぁ。
♪19. SPACE PARADISE
そして最後の最後にまた懐かしいものをまぁ。キュートな曲調なのに、なんだか男気を感じたのは、アレンジ変化のせいだけじゃないかも。
*MC.
ようやくメンバー紹介。そしてここで初めて(事前にパンフ観る余裕なかった)コーラスのひとりが真由美ちゃんだと判明したのでした。あの人があれやあれを…そうかー。
ドラムの柴田さん、まじすごかったっす。BPM 190をあれだけ叩いちゃった技量に拍手。
ひとり残った大ちゃんから、最後の謝辞が。
何が出るか判らないのに、音に興味を持って来てくれて、一緒に楽しめる皆がいることに感謝。と、大意でそういうことを言ってくれました。
いつも思うんですよ。感謝するのはこっちの方だと。でも、そんな姿勢で大ちゃんが真摯に音を届けてくれるから、大ちゃんに会いにきたわたしたちは幸せな気分で帰っていけるんですね。
Epilogue
明日もおいでとか、その前に直後のクラブイベにも「約束のある人は断って」とまで MC では参加を促されたわけですが、やっぱりわたしの立場上それはどうしても不可能。当日券売場を横目にしつつ、Zepp をあとにしました。まだ20時。あ、やっぱり後が控えているから終了時刻は厳密だったんですね。
その後、京葉線がトラブルで一時止まったりしつつも、なんとか帰宅。
あー楽しかったー!
と、素直に言えてよかったと思います。
実は前週、混乱に陥って此処においでの皆様にご心配おかけしちゃってたのは、曖昧な態度をリコレに引きずりたくなかったからなのです。涼虹ではそこで後悔してたので。
おかげで今回、ちゃんとそれぞれに楽しく参加できてほっとしました。わたしも終盤、あれだけおもいっきりヘドバン&ジャンプできたのは、そこがふっきれていたからというのも大いにあったみたいです。
大ちゃんに甘えてばかりはいられない。まず日々を楽しく生きる努力をしないとね。でも、あと一歩が踏み出せない時は、きっと大ちゃんの音楽が力になってくれるでしょう。
15年続けてくれて、ありがとう。
わたしはまだ、ライブに通うほどのファンになって2年ちょっと。きっとこれからも先の長いおつきあい。まだまだ、よろしくね。
公開から30日以上経過した記事のコメントは締め切っております。あしからず。