実録・おひとり様物語 秋分編 (1) つっこみ体質はつらいよ

おはようございます。今回のぶらりレポ第一弾は、りんかい線新木場駅構内(改札内って意味ね)サンマルクカフェの片隅からお送りしております。無線 LAN が無料で使い放題。電源も取り放題。モバイル派には天国。あ、勿論座席料の代わりに食料注文したよ。
って此処で詳述すると(4)のネタがなくなるのでやめた。まずは22日のまとめ開始。写真はケーブル手に入ったら町屋で一挙更新か?→更新したぜ。

この日は午後全部使って nanaco さんと遊び倒し。まずは13時過ぎ、新橋で待ち合わせ。しかも定番の機関車ではなく、反対側。汐留口の車輪の前。だってこれから汐留行くんだもん…。

ちなみにそこには「鉄道唱歌の碑」。とーきょーかーんだあーきはーばらー(それはクインテット)

さて、やってきたのはカレッタ汐留
初だ。ゆりかもめ素通り、周囲はただの空き地、永遠の工事中だと思っていた頃からすると隔世の感。

では早速お昼にしましょうか。何かリーズナブルな店ないかしら…と地下2階を彷徨うこと数分。黒豚のお店に決定。こちら→遊食菜彩 いちにいさん
んで頼んだのが、豚とねぎの入った温かいそばつゆに、ラーメンのようなものを浸して食べるつけめんのランチ。漱石で釣りが来るのも素晴らしいが、美味いんだこれが! あっという間につるりと完食。それとそば茶がまた美味なこと。ごくごく。ぷはー。ごちそうさま!

お店の雰囲気も落ち着いて綺麗で、BGM がお琴だったりする和み空間。実に快適でした。

その後、本当はすぐ旧新橋停車場に行くつもりだったんだけど、カレッタ入口でふとポスターが目に留まったので予定変更。アド・ミュージアム東京「昭和の広告展 [I]」。24日までの開催だったので、実は滑り込み。ラッキー。

しかし、これが予想を遥かに凌駕するメガヒットを連発することになろうとは、わたしも nanaco さんも微塵も思わず。大変なことになりました。

まず最初のボード。電通4代目社長の略歴に仰天。小倉出身。しかも小倉中学校卒業。えーと、旧制中学=現高校? てことはまさか…この人わたしと同窓かよ!! 初耳だ。同窓の有名人なんてわたせせいぞうしか知らんかった。へぇ。
と驚きつつ、展示を眺めながら進んでいったのだが。途中でふと足が止まったところが大ヒット。
そこは戦時中の広告コーナー。駅弁に貼ってあったものらしい。しかーし。

「欲しがりません勝つまでは」…そしたら弁当食えないって!
「全輸送力を戦争のために」…じゃ一般人乗れないやんけ!

等々、ナンセンスの宝庫。本来笑うところではないコーナーで笑い転げる女2人。だってー。片っ端からつっこみ入れたくなるので、もうネタをメモれない始末。戦時中って必死だな、というのがある意味ものすごく身にしみた。写真より説得力あるよまじで。

そこが第一部で、第二部へ移動する空間が常設展。が、ここがまた充実しまくり。明治の頃の雑誌や単行本の表紙イラストがあまりにも大胆すぎ(例:肝心な箇所だけ白ビーズで隠す、もしくは普通に上半身もろ描いちゃってる)とか。
そして現代に近い場所で、93年のアサヒグラフ表紙発見。特集が RAVE。しかもインタビューが先生とジョンロビンソン。うわぁ。そんな時代もあったねと。

結局、ミュージアムを出たらもう15時半回ってんの。満喫しすぎ。ていうか電通の資料収集力すごすぎ(カレッタと電通本社はほぼイコールだということが判明)。しかもここに力を注ぎ過ぎ、本来の目的地であったはずの停車場に回す余力を失う始末。意地で写真だけ撮ったけど。

いいや、もう台場行って甘いもの会にしましょ。
でも土曜の汐留は密度ほどよくていいぞ。穴場だ。人混みの都心に飽きた人にはおすすめ。

さてそろそろサンマルクに長居しすぎなので、続きはまた夕方以降にね。

Like
Share

公開から30日以上経過した記事のコメントは締め切っております。あしからず。