にっぽんの玄関八景 (6) 夕日の道の脇・1

贈答品でブランド米をいただいたのがきっかけで「土鍋炊飯」ブームが到来している当家。正直、炊飯器と比較するのもおこがましいレベルで美味い。やはり直火炊き最強か。いつか普通の米でもやってみたい。
さて成田ですが、午後の見どころはやっぱり夕方ということで。

陽が傾き始めたところで向かったのは、2つの着陸ルートを一望できる地点。

運用ルール上、羽田と違って完全なパラレルアプローチにはならないものの、タイミングがよければ2機ともに高度を落としながら進んでいく様子を追うことができる。

一時は心配された雲もほどほどに散り、再び「空の模様」として楽しめる程度になった。

いろんな場所への対応を考え、幅広いラインナップを揃えた今回のレンズ群。

それぞれ、気が向けば大砲を構え、また気が向けば広い空を活かす。旦那さんは A 滑走路側に照準を定めたようだ。

一方こちらは、細かいところに着目。

そういう時にネタ機が来るのは仕様か。「南山公務」って漢字が読み取れた段階で中国だろうとは思ったが、やはりビジネスジェット屋さんのようだ。
って本題そこちゃうし。何を撮りたかったのかというと、

右側面は夕陽ガンガン浴びてさぞ眩しいに違いない、底面のハイライトふちどり。一番いい具合になったのはこの JEX かな。よほど胴体が輝いているのだろう、右エンジン内側も反射を受けて明るくなっている。

次点で春秋。ん? こちらさんは確か、昨年の広島でチャーター機を見かけて以来なのでは。てことは、正式就航便を観たのは多分これが初めて。またひとつ日本拠点の LCC が増えたわけやね。

と、数撃ってる間にもお日さまは低くなっていく。そろそろ狙いを変えるか。

そこへ現れたのは、この日初めて飛んでいるところを観た NCA 旧型。
今回撮った同社機は、8F が一段と存在感を増していた。旧塗装が目印の 400F を見かけたのは、昼前にタキシングしていたアポロとこのアンドロメダだけ。いずれ過去帳入りすることになるこの世代、次に来る頃は何機残っているだろう。

ぐっと脚を伸ばして空港へと降りていく後ろ姿を、しばし見送る。

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