新しい春はあけぼの (1) 日の丸の朝食

一時期更新が若干滞ってたのは、今年の話を始めるのに合わせてデザイン新しくしたかったというのも影響してるとかしてないとか。ひこーきカテゴリを独立させるタイミングとしてもちょうどよかったし。
なわけで、2月になってるというのになんですが今年の撮り初め、先月の連休について。

例によって朝も早いうちにのそのそと出動。これが可能なのはひとえに、朝型の旦那さんのおかげ。
やってきたのは駐車場の片隅。と、そこに停車していたのは特徴あるお車。その傍らには三脚と望遠装備。打ち合わせてもいないのに目的地がかぶるのは HND の皆様の仕様だろうか。

写真にオンマウスすると Exif の一部が見えるように以前からしてあるけど、700mm。つまり、5D にゴーヨンと×1.4 くっつけた装備に初挑戦なわけで(あ、旦那さんが先にやってたかも?)。当然手で持てるわけがなく、がっつり三脚につけてもらった。

夜を明かした機材たちも、ぼちぼち起きだしてくる。

それを眺めながら正確な日の出の方向をさぐる。

地平の奥から、オレンジ色の光線が噴き出しはじめた。なるほど、あっちか。

障害物を考慮して立ち位置を微調整したり、露出を落としたり。そうこうする傍ら、さりげなく出発していく嵐。ちょうど今日でラストらしいが、特段ファンでもないのにやたら遭遇したなー。

空の橙がどんどん濃くなる。なんだか人参のような鮮やかさ。

さて、そろそろ来るかな。

と、ここで、駐機エリアでずっと暖気を吐き続けて構図の中にもやもやを大量発生させてくれていたトリプルが、のんびりと後退を始めた。

しかしなにより驚いたのは、わずか1分でこんなに上昇する、太陽の動きの予想外の早さの方かもしれない。

ここからが本番。要するに、狙いは撮り納めの日と概ね一緒。

いつ何がかぶるか判らないので、片っ端から撮る。

アクアラインも見事に照らされる中、D から続々と飛び上がっていく。

操縦席の窓が透けて見えるのは素敵だが、なかなか高さが合わない。あ、これ横のものを縦トリミングね。

唯一のヒットが出たのは次の1機だった。SNA だったかな。

露出かなり落として撮ってたのだが、それでも真正面から陽光を食らうと全然足りず、かなり補正してようやく機体の輪郭が見えるように。ふー。
この調子でほいほい同じようなコースを飛んでくれればもう少し当たるのだろうが、そこでぱたっと離陸が止まるのが羽田クオリティ。無理と判ったところで、さくっと撤収。今回も2タミでうどんをすすって、それから近隣の撮影地へ足を運ぶことにした。

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