欧羅巴交響曲 II スオミの夏 (6) Helsingin metro

さいたま優勝で幕を閉じた甲子園。本籍さいたま(住んだことない)の民としてお祝い申し上げます。今年も盛り上がる試合が多かったねぇ。もっとも、では現地観戦するかと言われると高校時代のただ暑かった思い出しかなく。
さて引き続きヘルシンキの木曜日、本題以外の電車も少々。

ひとしきり地上の鉄道を堪能したところで、地下に潜る。今日の本来の用事は地下からのアクセスが必要なのだ。

地下鉄は路面電車と同じ HKL(ヘルシンキ市交通局)の運営。もちろんフリーきっぷも共用。
日本の感覚で表現するなら「中央駅前」なロケーションのこちらの駅、現地語を意訳すると「駅前広場」くらいの感じか。どっちにしろ鉄道駅ありきやね。

ホームはとってもシンプル。プラハのがえらいシャレオツに見えるくらい飾り気のない堅実さ。むしろ日本の駅に近いかも。別にラインカラーが赤で第三軌条だからというわけではなく。

ちなみにヘルシンキの地下鉄これだけっす。そこの Y 字路線図がすべて。他の電車が行かないところをカバーする意味が大きいのかな。逆に選択肢が少ないおかげで、目的地まで迷うこともない。分岐の手前で降りるし。

赤いのは駅構内の装飾だけではなかった。

むしろ車内がびっくりするほど赤面積多くてたまげる。白いところがほとんどない。公園のベンチみたいなこの椅子、難燃性もさることながら、長時間乗車しないからこその材質かな。

車内にトラムと同じサイネージつけてんのがいまどきらしい。現地の皆様には IC カードを積極的に推していくスタイル。旅行者でもやろうと思えばやれるんだろうけど、まあ今回は紙券買ってあるからね。

車両の外観も、この後使った駅で帰りに撮っておいた。

現在は3種の車両がいて、これはボンバルディアの M200。往路で乗ったのは Valmet の M100(入線をうまく撮れなかったのが残念)。

んで帰りに乗ったのが CAF の M300。メーカーはバラバラだが、なんとなく統一感はあるね。

で、地下鉄で何しに行ったかについては長くなるので次回にしますけど、最寄り駅でわかる人はわかる。

地下鉄だけど郊外になると地上に出てくるのは日本と似てるね。この堀割駅、Herttoniemi から歩いて目的地をめざす。

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