門番と過ごす夕涼み
7 Aug 2012
夕方になると忙しくなる法則が相変わらず健在なのだが、これはつまり明るいうちに買い物行っておけというお告げなのだろうか。あんまり早く行くとパンとか新しいのが売ってなくて不便なんだよねー。という生活感あふれる話。
さて、ちょっと順不同になるが、先月の成田(の話はもうじき書く)から帰った翌日、夕方だけふらっと出かけた話。
雲間に西日が輝き、その下に広がるビル群。
羽田界隈の新名所として、以前から存在は把握していた東京ゲートブリッジ。この日、初めてその実物を渡って橋のたもとに来てみた。
一帯はキャンプ場や釣り場になっており、なかなかの人出。そんな中、上ばっかり観る我々。
どうやら、ひとくちに 22 アプローチと言っても、ものによって随分と経路が違うようだ。
陽も沈んだところで、珍しく2人とも三脚を装備。普段はさっぱり使われていないが、さすがに夜の静物には必要だわ。
辺りには同じようなことを考えたと思われる人たちが、ところどころで同じように三脚を構えていた。
上空の雲がピンクに染まる。そして橋の骨組みがうっすら白く。お、ライトついたか。
空は刻々とグラデーションの具合を変え、それに合わせて橋に投影された光が少しずつ際立ってくる。
しばらくすると、道路部分の側面に青い一筋のライトが整列。これで点灯は完了。
ビルの群れも夜景らしい輝きを放ちはじめた。ちゃらっちゃっちゃちゃっ、と東京砂漠のサビがついつい脳裏をよぎる。
こうなってくると、飛行機の方を止めて撮るのは困難。それなら、と、光の軌跡で表現する方向へシフト。ただこれが思ってた以上に難しい。
まず海沿い故に風が大変強く、10秒以上のスローシャッターだとブレるブレる。さらに飛行機がいつもちょうどいいところを飛ぶとは限らず、綺麗な弧を描くのも大変。あと、観ての通り15秒だとその弧が非常に物足りない。
ぼちぼち疲れてきたので、最後に1本だけ30秒コースをやらせてもらった。
が、おまけの船のほうが目立つという残念な結果に。あとアーチは描けてるんだけど、機種によってライトが薄いのか、カメラ側で無理な設定(ND なかったんで絞り放題)した影響か、光量が寂しい。
とまあ、いろいろ課題山積だが、都内ならばまた出直すことも気軽にできるし。そのうちまた行こう。
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