オンリーワンのある街 (17) おもかげ丘陵・1

ふぅ。まだ一段落というには早いのだが、7月の一番忙しいところはどうにか越えられたような気がしないでもない。残業(旦那さん帰宅後の作業)しなくてすむ程度にしたいもんだが、はてさて。
で。6月名古屋の後半はこの日の目玉路線へ。

地下鉄で藤が丘へ来たのには、勿論理由があった。

高架の地下鉄駅から、地下にある別の駅へ。ややこしや。

きっぷを買おうとしたら、森の精がいた。おう、久しぶりー。て、地元スーパーが中京系資本なので商品パッケージ等でちょいちょい見かけてるわけだが。

というわけで、1度の旅でへんなのりものシリーズ2個めとなった、リニモ。

乗破するとそこそこいいお値段するので、1日きっぷを買っておく。

ホームに下りると、先発列車はいた。が、せっかくなのでアレを堪能したいが為に並ぶ。
座りたいという理由だろうか、次発待ちの学生さんが列をなしている。そういえば沿線に大学が複数あるんやったね。さっき地下鉄で大量に見かけた若者集団も、要はこちらへ乗り換えていたわけで。

しばらくして次発列車が着き、無事に(おとなげなく)最前ゲット。観れば運転台以外ほぼ全面ガラスである。これは楽しそう。

と思いきや、序盤は意外すぎる展開となった。

最初の1、2駅の走行速度の遅いこと遅いこと。リニモというだけあって、現時点で営業している日本唯一の磁気浮上式リニアモーターカーなのではあるが、やたら遅い。曲線が多いのが理由らしいけど、なんにせよ、名前が名前だけに乗車時からわりと脳内 BGM がぱふゅのあの曲だった中で、「ハイスピードリニアで高速移動」には程遠い滑り出しに思わず苦笑。

ともかく。最初の「はなみずき通」こそ地上駅だったが、その後は高架に移る。アピタ前とでも呼びたい杁ヶ池公園を過ぎてからは徐々に速度も上がってきた。

前面展望の醍醐味は、こういうのりもの全般的に観られる素敵な線形の観察にあったりする。

中に1線分岐して車庫に続くパターンは、リニアであろうとなかろうとよくある形。

上下線間の支障物は少なめで、対向車を狙っても普通の新交通よりはだいぶ撮りやすい。…ん? あっちの車両、有人運転か。あれだと最前定員が減るから、こっちは無人でよかったー。

Like
Share

公開から30日以上経過した記事のコメントは締め切っております。あしからず。