オンリーワンのある街 (11) ゆとりと複合・1

皆様お忘れかもしれませんが、6月の旅記録がまだ終わっておりませんでして。福井堪能後の寄り道…にしてはえらいボリュームの大きい後半戦突入。

福井を発って2時間もしないうちに、我々は全然違う土地にたどりついていた。なぜか名古屋。いや、福井からの復路って必然的に名古屋通るよね、じゃあ寄ってこか、という無茶な解釈をついやってしまいまして。

中央本線の大曽根で下車すると、すぐ脇に高架。この上に、午後のメインイベントが待っている。

大階段がどーんと構える、なかなか迫力ある立派なエントランスの「駅」。いざ上がってみると、ちょうど1本発車したところだった。

バスですね。誰がどう観ても完全にバスです。でもこう見えても新交通の一種なんだよ。

名古屋ドーム付近及びそのちょっと向こうに位置する路線、ゆとりーとライン。観ての通り「車両」はバス。ただし、上写真をよーく観ると、前輪の前になにかついている。ハンドルを切るかわりに、小さな車輪を両脇のガイドに沿わせて進む、ガイドウェイバスという日本でもここだけの激レア形式である。

しかも普通のバスとしても走行可能らしく、一般バス路線に直通乗り入れ。最初それを忘れてて、うわー全線乗破きついなーとか思っちゃった。実際は駅番号が振られている9駅分がガイドウェイ部分となっているので、まあたいした距離ではない。ほっ。

反対車線に1台バスが停まっている。

どうやらこれが先発「列車」のようだ。しばらくするとバスが動きだした。

最初に地上から見上げた高架が、本路線の終端に相当することになる。構造的にはいわゆるバスロータリーとほとんど一緒。強いて言うなら、外周にガイドウェイがぐるりと取り囲んでいるのが違い。

しばらくしてこの車両がのりばにやってきた。しかし予想外なことに、乗車口にはずらりと行列。なんとか座ることはできたが、発車間際には立ち客も増えてぎっしり。新交通の類でこんな乗車率高いのも珍しいわー。
てっきりドーム目当てが大多数かと思いきや、みんな結構いろんな駅を利用していた。

まあそんなわけで車内大変混み合っておりまして、車窓写真を撮るどころではなく。とりあえず、厳密に高架部分を全線乗るために、1駅先の竜泉寺口まで乗車。

当たり前だが、ここまで来ると一般道だから完全にただのバス停。

いろいろ観察したいこともあるので、ちょうどやってきた反対方向のバスの進路をこの後見守ってみることにしよう。

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