欧羅巴交響曲 I プラハの夏 (35) Chotkovy sady : 2

1週間留守にした先月と、週末在宅時間が長かった今月。電気代ほとんど変わらん。去年とライフスタイルが違いすぎて(主に自分)前年比は意味ないが、バリバリ暑くなってからの上昇分わずか200円。最近の省エネ家電すごいねー。
さて本日も引き続き公園周辺から。

来た道を戻るように坂を下りていく。カーブの間にある直線コースにさしかかると、森の向こうに城も見える。

その間にも T3 が行ったり来たり。如何にプラハがタトラ天国か、もう存分におわかりいただけているかと。

22系統と並走していたバスが速度を落とした。我々がカメラを構えているから電車かぶりを回避してくれた…わけではなく、電車はこの登り坂を一気に上がらんといかんだけのこと。ではバスが減速した理由はというと、

この坂がナイスビューポイントだから。
ちょうど正面の道路にあるのが「まろ」電停。奥には蛇行するモルダウ。もちろんカレル橋も見えている。て、渡ってる人多いなー。日曜朝がかわいく思える大賑わい。

城下町へと下る電車を、上からさらに追いかけることもできる。ちょっと柱が邪魔くさいのは御愛嬌。

眺めよし、車両撮影にもよし。暑いけどしばらくがんばる。

午前中で順光だったのもあり、電車はとても撮りやすい。背景がすっきりしてるから、車両の記録にちょうどいい。

赤面積が多いなと思ってよーく観たら、なんとエミレーツのラッピング。極東の民が思っている以上に、中東と欧州の距離は近いのかもしれん。

ん? あれはまたしてもレトロ車。クラシカルな赤の車体は、赤い屋根の街にとてもよく似合うのを再確認。

運転士さんは思いっきりこちらに手を振ってくれた。観光客にやさしいのは、電車も観光資源の一部として根付いているからだろう。

ところで、坂を下ってきたのにはもうひとつ目的がある。さらに下る。

このヘアピンカーブ。内側に歩道や芝生がありまして、つまり入れるんですね。

入ってみた。もちろん安全第一で車道と距離を取り、花壇に近づかないように。思いのほか電車は近く、普通の広角でも厳しそう。となると。

例によって交代で魚眼を使うお時間です。木陰で体力温存しつつ、この独特な空間を表現できるよう工夫する。

まーるいカーブの縁を彩る紅白の花。長い編成がのびのびと走っていく。そんな光景をしばし堪能して歩道に戻り、下の電停までさらに歩いた。

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